【レビュー】Uphill City / I am Robot and Proud
寒くなってきたこの時期にこういう暖かい音色であふれたエレクトロニカを聴くと寒さも和らぐような気がする。
アルバム通してテンポ、雰囲気がどれも似ている曲で構成されている。 最初は「統一感があっていいが、聴き飽きそう」と思ったが、これが全然飽きない。 使っている楽器に工夫しているのか、曲の構成に工夫しているのかよく分からないが不思議と飽きずに何度も繰り返し聴いていられる。
口ずさめそうな分かりやすいメロディーが多いんだけど、聴き終わる頃にはなぜか忘れている。 いろんなメロディーが重なっていてひとつひとつは強く主張しないけど、重なるとおおきなものに変わっている感じというかなんというか。
無意識に意識・予想しているもの無く聴けるからいやされた、和らいだ、落ち着いたような気分で聴けるんだろうな。 寒いこの時期、紅茶を飲みながら聴くのにおすすめのアルバム。