雑念フランシア

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音楽用イヤープラグ レビュー

最近スタジオやライブで耳が疲れる(長時間聴いているのが辛い、その後の耳鳴りが続く)ことが気になって、音楽用のイヤープラグ(耳栓)を使い始めた。
通常の耳栓とは違い、完全に遮音せず、音質を極力変えること無く、全体のボリュームを絞る、耳へのダメージが大きい帯域を絞る等工夫されている耳栓。

音を絞ることがもったいないような気がしていたけれど、使い始めたら気になっていたことがなくなって、より音楽を楽しめるようになった。

無くしたり、買いなおしたりで3種類試してみたので比較レポート、レビュー。

CRESCENDO イヤープロテクター Music

イヤーチップは固くもなく柔らかくもなく、カナル型のイヤーチップと同じ感触。遮音性は低め。
遮音度合いが変えられる、脱着式の樹脂チップのようなフィルターが付属する。
筒状のケースが付属するが、突っかかって取り出しにくいことが多い。
ミディアム、ラージが1セットずつ入っている。

個人的にはこれが一番使い心地がいい。
イヤーチップが硬すぎず、柔らかすぎず、フィルター無しなら遮音性も高すぎないからスタジオ等で使っても違和感なく、音を楽しめる。
値段も比較的抑えめで、楽器店の扱いも多いのもいい。

EarPeace HD

HDには遮音度合いが変えられる、脱着式の樹脂のピンのようなフィルターが付属する。
イヤーチップはかなり柔らかめ。遮音性はそこそこ。
筒状のケースが付属するが、突っかかって取り出しにくいことが多い。

柔らかすぎて安定しない、割と遮音性が高くて物足りなさを感じてしまう、フィルターが無いと耳に入れづらい、イヤーチップが耳の中で反転して大きい音・痛みを伴うことがある。
通常のカナル型のイヤーチップでも硬く感じる場合は適している。また、買うなら装着しやすいHD版をお勧めする。

Etymotic Research ER20 ETYPlug

比較的高価格帯のイヤホンも作っているEtymotic Researchのイヤープラグ。
ラージサイズとスタンダードサイズがあるので注意。

イヤーチップは硬め。遮音性も高め。
首からかけられるようにコードが付属している。付属のケースはガマ口で開けやすく扱いやすい。

岸田教団で使っているというのを目にして初めて買った音楽用イヤープラグ。
硬めのイヤープラグが少し痛く感じ、遮音性が高すぎてスタジオ等では物足りなさを感じてしまった。
ただ、固めが好きで遮音性を重視するなら適していると思う。