らんでぶ〜☆ぷらす @秋葉原CLUB GOODMAN 2016.4.30
セトリとライブレポ。
レポートに関して踏み込んだ内容を書くにあたり、少々上から目線な書き方が含まれますが、何とぞご容赦ください。
メニメモ
- Orchestral Fantasia / 水城奈々
- Red fraction / MELL (ブラックラグーン)
- ワールドイズマイン / supercell feat.初音ミク
- 微笑みの爆弾 / 馬渡松子 (幽☆遊☆白書)
- 告白 / supercell (ギィルティクラウン)
- 永遠に為る華 / オリジナル
- 甲賀忍法帖 / 陰陽座 (バジリスク)
登場から黒と赤で統一された衣装でおっと思わせ、フタを開ければ、オリジナル含む幅広いセトリ、レベルの高い演奏、観客を引き込む堂々のボーカル。
トップバッターらしからぬ堂々としたステージで、すごいところに来てしまったなぁ、
レベル高いなぁなどと思っていたところ、MCで結成初ライブ!?だと…
それぞれがそれぞれの経験を積んできたんだなぁと思うと同時に、
その実力とともに個性がいい形でまとまっている素晴らしいステージだった。
K-Field
- Born to be free / 渡部恭久(ZUNTATA) (METAL BLACK)
- Good-bye my earth / 土屋昇平(ZUNTATA) (DARIUS BURST)
- BURNING STORM / 高萩英樹(ZUNTATA) (PSYCHIC FORCE)
- URBAN TRAIL / 高木正彦(ZUNTATA) (NIGHT STRIKER)
- GRID SEEKER / 古川典裕(ZUNTATA) (GRID SEEKER)
- FAKE / 小倉久佳(ZUNTATA) (ダライアス外伝)
- The world of spirit / 土屋昇平(ZUNTATA) (DARIUS BURST)
- DADDY MULK / 小倉久佳(ZUNTATA) (ニンジャウォリアーズ)
ウインドシンセの演奏を生で見たのは初めてで、それだけで衝撃。
タイトーサウンドチーム“ZUNTATA”のコピーだそうで、ゲームサウンド制作のほかライブや企画までやっているそう。
本人達の活動だけでなく、周辺含めて盛り上がっている。こんな世界があったとは。
タイトーゲームには詳しくないものの、無機質なのに人間味のある、
さらに生演奏によりその人間味がより身近に感じ、どこか懐かしさと熱くさせるものがあった。
あっくん教団
- HIGHSCHOOL OF THE DEAD / 岸田教団&THE明星ロケッツ (学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD)
- ハンゲツトウゲ / 岸田教団&THE明星ロケッツ
- 竹取飛翔 / 岸田教団&THE明星ロケッツ(原曲:竹取飛翔~Lunatic Princess 「東方永夜抄」)
- インディゴ / 岸田教団&THE明星ロケッツ
- pp / 岸田教団&THE明星ロケッツ
- 明星ロケット / (原曲:レトロスペクティブ京都 「東方文花帖」)
- 星空ロジック / 岸田教団
※お目当て&思い入れがあるのでここだけちょっと別のノリで書きます。
よかった。予想以上によかった。
原曲をよくよく知っている分、いろいろと考えながら聴いてしまうかと思ったが、結局通して夢中になっていた。
まずは選曲の良さ。知名度の高い掴みの1.、ストライク・ザ・ブラッドのC.W. ichigo作詞作曲の切なくも力強いロックバラードの2.、美しい旋律とサビの爽快感がたまらない当方アレンジ3.、ハンゲツトウゲの対に位置するようなこちらもichigo節の4.、岸田教団屈指のバラード5.、そしてライブでも定番、代表曲の6.7.
演奏面も、手数が多くてもしっかり、そしてパワフルなドラム、余計な音色や音の無いシンプル且つ抑えるところを抑えるベース、派手なようでも中音域に重みがあり芯を感じるギター、パワフルなボーカル&美しいコーラス。
個別にここがどうだったとか言うのが難しいぐらい、通して音に関しても演奏に関してもまとまりがって聴きやすく、とにかく楽しめた。こうあってほしい岸田教団コピーのイメージ通りだった。
一方、終わった後でいいなぁ、羨ましいなぁ、岸田教団やりたいなぁっていう嫉妬心も多少…
Perfect Fifth
- 東京ゼロハーツ / Faylan (東京ESP)
- BLUE BLAZE / Faylan (BLAZBLUE ALTER MEMORY
- 薔薇色事変 / Faylan (PCゲーム ChuShinGura 46+1 武士の鼓動)
- 月華の螺旋 / Faylan (桃華月憚)
- Distance point / Faylan (喰霊-零-)
- God fate / Faylan (八犬伝―東方八犬異聞―)
- WHITE justice / Faylan (機動戦士ガンダムAGE)
- Never Slash!! / Faylan (PCゲーム がくと!)
今年の1月に長期休養が発表され、活動再開が待ち遠しいFaylan(飛蘭)のコピー。
そこまで詳しくないけれど、テクニカル、複雑、展開が早い曲が多くて難しいイメージ。
それを重くしっかりとしたドラム、7弦が目を引く1音1音丁寧なベース、華やかに彩るマニュピレータ、テクニカルなフレーズでも楽しそうに弾くギター、豊かで力強いボーカルでしっかりと表現。
予想通り難しい楽曲をしっかりと、一歩踏み込んで表現している姿に感服。
からふぃなーれ!
- (OP.SE)Sis Puella Magica! / 梶浦由記 (魔法少女まどか☆マギカ)
- Numquam vincar / 梶浦由記 (魔法少女まどか☆マギカ)
- consolation / Kalafina
- ARIA / Kalafina (劇場版 空の境界 第四章 伽藍の洞)
- 君の銀の庭 / Kalafina (劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語)
- oblivious / Kalafina (空の境界)
- to the beginning / Kalafina (Fate/Zero)
- nowhere / FictionJunction YUUKA (MADLAX)
ここにきてまたお客さんが増えたような。前評判で噂になっていたからふぃなーれ!
Kalafinaをコピーしようっていうことだけで尊敬というか、期待が高まる。
3Vo、Key&Co、Key&Vc、Perc、Gt、Ba、Drの9人構成。OPから登場までの壮観なこの構成だけで圧倒。
息ぴったりの3Vo、それを出過ぎず・引っ込み過ぎずの絶妙な形で支える演奏陣。
いい意味で張りつめた緊張感があって見入ってしまった。この緊張感とMCとのギャップも魅力のひとつ。
ドンシャリ。
- 特捜戦隊デカレンジャー / サイキックラバー (特捜戦隊デカレンジャー)
- GO!!! / FLOW (NARUTO-ナルト-)
- 季節は次々死んでいく / amazarashi (東京喰種トーキョーグール√A)
- the Fourth Avenue Cafe / L'Arc〜en〜Ciel (るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-)
- BRAVE HERAT / 鋼鉄兄弟 (爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX)
- STAND PROUD / 橋本仁 (ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース)
- (EN) Can Do / GRANRODEO (黒子のバスケ)
これだけのメンツの後のトリはどんなんだろうと思ったら、予想を軽く上回ってきた。
この界隈だと珍しいほうの男性Vo。とにかくいい声、上手い。
ざっとメンバーを見るとどういうきっかけで集まったんだろうって印象を受けたんだけど、
始まったらどうでもそんなことはどうでもよくて、全員息ぴったり、そして全員楽しそう。
MCでもテクニカルな曲でも楽しむ、楽しませようという気持ちが伝わってきて、本当に楽しいステージだった。