ベースと機材と私 その9
- FUJIGEN NCJB-EC/TT-AL/SBL(ベース)
- HISTORY ZJS-CFS(ベース)
- 足元関係
- TC ELECTRONIC PolyTune 3(チューナー)
- MOOER Graphic B(イコライザ)
- L.R.Baggs Stadium Electric Bass D.I.(DI、オーバードライブ、コンプレッサ)
- MOOER Ensemble Queen(コーラス)
- Noah'sark DC-STICK(パワーサプライ)
- CUSTOM AUDIO JAPAN(シールド)
- ELIXIR NANOWEB(弦)
- Jim Dunlop Tortex Triangle 0.88(ピック)
- IGiG G315B(ケース)
- CRESCENDO / Woodwind(イヤープラグ/耳栓)
FUJIGEN NCJB-EC/TT-AL/SBL(ベース)
改造前 | 改造後 | |
Body | Alder 2 Piece | ← |
---|---|---|
Neck | Timeless Timber Maple 1 Piece , Smooth Grip | ← |
Finger Board | Rosewood , CFS , 432mm Scale , 20F | ← |
Peg | GOTOH GB640 | ← |
Bridge | Fender USA Vintage Spiral | ← |
Circuit | Passive | ← |
Pickup | Seymour Duncan SJB-1 Set | ← |
3Control | 2 Vol , 1 Tone (USA Assy , Orange Drop) | Vol , Bal , Tone (USA Assy , Orange Drop) |
Strap Pin | GOTOH EP-B3 | ← |
Weight | 3.8kg | ← |
Ohter | TensionPin変更, SUSビズ, ノイズ処理 |
以前のアクティブベースが、電池を交換するたびに電池ボックス周辺で断線を繰り返していたので、パッシブベースを買うことを決めた。
以前のベースがFUJIGEN製で扱いやすかったので、意を決して池袋のフジゲンカスタムハウスへ。
ベーシックなパッシブのジャズべ、ポップなカラー、頑丈で艶消しの扱いやすいネック、軽いボディ・・・
だいぶ予算オーバーで迷って、迷って、迷った挙句、手ぶらでは帰れないと、連れて帰ることを決意。いまはあの時決めておいてよかったと思っている。
こちらは2014年3月から。
2014年リニューアル前のFUJIGEN Neo Classicシリーズのジャズベース。
フジゲンカスタムハウス特別仕様の1本限りのオリジナルコンポーネントモデル。
このオーダーメイドのような、同じものを持っているひとは他に誰もいない感が持ってて誇らしく、愛着がわく。
見た目よし、軽量で弾きやすい、そして60年代王道Fenderジャズベースサウンド。
これから共に歩んでいこうと決めた相棒。
これより高級なベースはいくらでもあるけど、持った感じ、弾いた感じはやっぱりフジゲンのクラシックなジャズベーススタイル。
スペックひとつひとつ書いていく。
ボディ
重い、硬い、小さいほうが硬くドンシャリ寄りな音で、立ち上がりが早い傾向。
それを踏まえて、60年代Fenderジャズベースが代表的な王道のこのアルダー。
アッシュに比べ、ミッド寄りで甘いトーン、立ち上がりはちょっと遅めのイメージだったけれど、思ったよりはっきりとした出音で立ち上がりも遅くは感じない。
ちゃんと鳴るアルダーは硬い音、重い音こそ難しいけれど、広い範囲で鳴ってくれるし、素直で立ち上がりも早い。
対応ジャンルは広いと思う。
ネック
FUJIGEN特製、Timeless Timber。
アメリカの五大湖の湖底に眠っていた木材を引き上げ乾燥させた、目が詰まった銘木だそう。
黒ずんだ独特の木目。普通のメープルとの違いは音では感じないけれど、チューニングのズレが小さいので反りには強そう。
そしてSmooth Grip。ネック裏を塗装後、ヤスリで荒らしてサラサラとした手触りに仕上げたネック。
引っかかりづらく、汗を書いても滑りにくい。一度これに慣れるとこのネックじゃないと弾けなくなる。
音は補正が効くけど、弾く感触だけはベース本体で決まるので重要なポイント。
指板
すぐ汚れそう、手入れが難しそうという印象から敬遠していたローズウッド。
ただ使ってみると手触りがよく、弾きやすい。そして見た目も締まって見えて良い。
こまめにクロスで拭いてあげること、乾燥時は薄くレモンオイルで保湿。
手入れ自体は難しくないが、正直少し面倒。でもそこは愛着でもって。
ペグ
GOTOH製の軽いペグ。
音から考えると弦の振動を余すことなく伝えるためにはゴツくて重いほうが良いけれど、重いと持った時ヘッド落ちて弾きづらい。
全体の音のバランスもあるけれど、ボディがアルダーで軽量なら、少しでも軽くなるペグを付けるのはいい選択。
ブリッジ
以前のベースはBADASS BASS Ⅱだったので、クラシックなブリッジはちょっと不安があった。けれど、この選択も正解。ここにごっついブリッジつけちゃうとブライトに寄り過ぎちゃって、アルダーらしい温かみのある音が消えてしまう気がする。
そう思うとFenderジャズベースってパーツからなにやらすべて完成されてる。
ピックアップ
定番中の定番。セイモアダンカン。
作り、品質がしっかりしている印象だし、古き良きFenderの音を忠実に再現している(気がする。ビンテージはCD等から聴くことはあっても、弾く機会無いし)
モデルはVintage トーンはBass:6 Mid:4 Treble:6
トーンチャートだけ見るとドンシャリだけど、ボディとの相性もあってなのか、聴いた印象はフラットかつ角が取れた甘い音。
ただ若干ローが暴れ気味。アンプによっては扱いづらいときがあるのがたまにきず。
コントロール
2 Vol , 1 Tone から Vol , Bal , Tone の構成に変更。
フロントだけ、リアだけにするとどうしてもノイズが出るので、ボリュームが1個に統一、バランスが独立したほうが色々と楽。
ストラップピン
次の2号ベースでも同じことが言えるんだけど、複雑な形状、機構を持つストラップピンより、単純に傘の径が大きいストラップピンのほうが圧倒的に信頼度が高い。これにストラップラバー付けると完璧。
HISTORY ZJS-CFS(ベース)
改造前 | 改造後 | |
Body | Light Weight Ash 2 Piece | ← |
---|---|---|
Neck | Maple 1 Piece , Smooth Grip | ← |
Finger Board | Maple , CFS , 432mm Scale , 20F | ← |
Peg | GOTOH FB-3 | GOTOH GB640 |
Bridge | GOTOH 510B-4 | ← |
Circuit | Active | Passive |
Pickup | LOUIS CJ-1/2 | ← |
4Control | Vol , Bal , BassEQ , TrebleEQ | Vol , Bal , Tone , Parallel/Series SW |
Strings | G-1 , D-2 , A-3 , E-4 | D-1 , A-2 , E-3 , B-4 |
Strap Pin | SCHALLERSECURITY LOCK | GOTOH EP-B3 |
Weight | 4.6kg | 4.2kg |
Ohter | Nut削り、TensionPin変更 |
2005年5月から、FUJIGEN NCJB-EC/TT-AL/SBLを購入する2014年3月まで、約8年と10か月、現役で使い続けたのが、このHISTORY ZJS-CFS。
見た目普通の4弦ベースだけど、改造して5弦から2弦まで張れる仕様に。(1弦は捨ててる・・・)
今回、5弦のLow-Bがどうしても必要になって、でも5弦買うのはなぁ・・・と思って、愛着あるのに出番が少なくなってしまったこのHISTORYのベースを再び活躍させるべく、5弦から2弦まで張れる様に改造してしまったものがこちら。ペンギンベース2号。
5弦対応は弦の太さに合わせてナット加工、高音弦側のテンションピンをテンションを緩める方向で変更、ブリッジ調整。
ほかに、
ヘッド落ちが気になっていたのと、精度がいまいちだったのでペグを変更。
Low-Bに不利で、配線トラブルが多かったアクティブサーキットをパッシブに変更。ノイズ処理も併せて実施。
パッシブ化に伴いコントロール関係も変更。一般的なジャズべに加えて、最近流行り?のパラレル/シリーズ(並列・直列)切り替えスイッチを搭載。スイッチを引き上げるとシリーズ化、ジャズべだけどプレべ・ハム寄りの音に変わる。
その他ストラップピンの変更、フレット磨き、SUSネジへの交換、分解掃除、ノイズ処理(内部塗装強化等)細かいところまでリペア、再セットアップしてもらいました。
変な改造でも快く、そして迅速、丁寧に実施していただいたのは
burrows(バロウズ) 水戸 http://rakinavi.com/detail/index_3.html
ありがとうございました。おすすめです。
改造前も改造後もすごく素直ですっきりとした音。
改造前のアクティブも、出音はアクティブ臭さが無くて、硬すぎず甘すぎない気持ちよく扱いやすい音。
改造後はそのままその個性を引き継いだような音。ピックアップは未交換でも、5弦が埋もれず暴れない、いい感じにまとまってる。
扱いやすさで言えば長年使っていることもあって、まだまだこっちかも。
割と5弦曲が多くて、サブのつもりがメインより活躍の場が広くて、うーんっていうところ。
足元関係
左から順番に
TC ELECTRONIC PolyTune 3(バッファ・チューナー)
MOOER Graphic B(イコライザ)
L.R.Baggs Stadium Electric Bass D.I.(DI、オーバードライブ、コンプレッサ)
MOOER Ensemble Queen(コーラス)
の順で直列接続。
それとNoah'sark DC-STICK(パワーサプライ)
究極はアン直だったり、ループスイッチャーで減衰少なくがっちり固める、アンプ持ち込みに行き着く気はしているけど、アンプの持ち込みは遠方だと面倒。足元を増やすのも、複数ベースも持ち込むのも、重い、でかいで面倒。
ということで、様々なアンプに対応しつつ、必要最小限の直列構成っていうのをコンセプトに組んでる。
前回からよりコンパクトな100円ショップのワイヤーネットに。
鉛筆でちょっと補強、固定は結束タイ、底面にクッション貼り付け。
それと全体的に踏んだり蹴ったりしても損傷、トラブルが起こりにくいように電線を保護(過保護)
IN側に緑、OUT側にオレンジのテープで識別して接続時間を短縮。
一応ノイズを気にして電源系と信号系を離してる。
TC ELECTRONIC PolyTune 3(チューナー)
以前から気になっていたBonafide BufferとPolyTuneが1個になったということで、即座に購入。
蓋開けないとバッファオン、オフが切り替えられない(この切り替えスイッチの存在を知らない人も多そう)のが難点。
とりあえずバッファはオンにしてる。多分音色が変わらないから耳でわかる、感じる効果は無いだろうけど、なんとなく気分がいい。
チューナーもストロボモードが付いて精度も反応スピードも非常に良い。
スイッチングノイズもなく、ボタンもソフトでいい感じ。
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MOOER Graphic B(イコライザ)
コンパクトで軽量なグライコ。
アンプやDIのトーンや付属のイコライザでもある程度補正が効くけど、やっぱりそのキャラクターが強く出ちゃうから、補正目的ならベース側に置いておくべきという結論。ZOOMのマルチストンプでやろうと思っていたけど、直感的に操作しづらいし、その他の音色との共存が難しいので個別に。最低限でコンパクトで扱いやすい安価なMOOER。
アンプで低音強すぎるなとか、高音が刺さるなとか、こっちのベースは中音が強いなとか、基本的にはカット側のみで使用。
もっと早く持っておくべきだったと思うぐらい、あってよかったと感じる場面が多い。
個人的で、偏った感想だけど、
- Ampeg、TRACE ELLIOT 低音、中低音が強い。ぼやけるときは少しカット。
- Hartke、GALLIEN-KRUEGER ドンシャリ。高音が刺さるようなら少しカット。
- Markbass フラット、少し丸みがあってで好み。補正が必要なところまでいかないことが多い。
ここにベースと環境を合わせて補正。
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L.R.Baggs Stadium Electric Bass D.I.(DI、オーバードライブ、コンプレッサ)
DI+オーバードライブ+コンプレッサ。
必要な要素が一体になったことに加え、Gainメーターも有り、それぞれの調整が分かりやすく直感的に調整できる。
- attack 高音を削るか、立たせるか
- growl オーバードライブをオンにすると、ボリュームの変化少なく歪む。
- fat 中音域のブースト
- comp 自然なかかりのコンプ。一方効果は分かりづらい。リミッターの代わり。
いろいろ調整しても好みの感じに落ち着いてくれる。ほかのDI、オーバードライブに浮気したけど、やっぱりこの音色が一番落ち着く。
特に歪み方が上品で丸く温かい。よくある原音と歪みのブレンドタイプではないところもポイント高い。(ブレンドタイプはベース音と歪みがバラバラになったような感覚で、個人的にまとめづらい)
調整しやすく丸い歪み、中音域のブースト、刺さる高音のコントロール、シンプルなコンプ。必要なものが全部好みの形にまとまっている。元々アコギのプリアンプなどをメインにしているメーカー。観点が新しいからか、よりユーザーよりのものに仕上がったのかなぁと。
基本的には歪みをONにしてgrowl、gainを10時ぐらいにブースト。曲調によっては歪みを入れたり入れなかったり。
attackは12時にクリック。アンプによって10時ぐらいに絞る。
compは12時固定。かかりが自然で潰しすぎないけど、このあたりが一番しっくり来る。
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MOOER Ensemble Queen(コーラス)
曲によって合ったほうが、ということで導入。使う機会は限定的。
BOSSとか、ZOOMのマルチストンプで代用してたんだけど、軽さ、スペースと直感的ないじりやすさでここもMOOERに。
扱いやすい自然なかかり方なので、コーラス以外もMOOERで検討かな。
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Noah'sark DC-STICK(パワーサプライ)
AC100Vコンセントから各エフェクターにDC9Vを供給するパワーサプライ。
コンセントから線だけが分岐して伸びているアダプタを使っていたけれど,使っていない線の絶縁とか,配線がごちゃごちゃなったりするのでパワーサプライ導入。
Custom Audio Japan AC/DC Station IIIからの交換。スペース効率の良さと、電池電圧に合わせた9.6V供給が気に入って入れ替え。
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CUSTOM AUDIO JAPAN(シールド)
CUSTOM AUDIO JAPANで統一。原音重視、細く扱いやすい。
これまでは太いが正義と思っていたけれど、消耗品と割り切ってフラットでシンプルなシールドがいいなと変わってきた。
ちなみに3mで約215g。以前のものから100g以上軽い。
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ELIXIR NANOWEB(弦)
弦はエリクサーのライトゲージ。コーティング弦を使いだしてから弦の滑る感じ・引っかかる感じのバランスがちょうどよく、フィンガーイースが不要になった。それ以来、長持ちもあってずーっとエリクサー。
ピック弾きの弾きやすさと音の重さのバランスから3,4弦はライトゲージ。
NANOWEB LIGHT LONG SCALE #14052 LIGHT / 045、065、080、100
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Jim Dunlop Tortex Triangle 0.88(ピック)
定番のピック。使い込んでも毛羽立ちづらい、滑りづらい、手に馴染む。
これも弾きやすさと音の重さのバランスで0.88。
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IGiG G315B(ケース)
保護と収納が充実した安心感、使い勝手が良いギグケース。
横に広がらないスッキリしたデザイン。
唯一希望を言えば中央に持ち手が欲しかった。
ネックに大型クッションがあって安心感がある。
全体的にクッションが集めな点もポイント。
底面はストラップピンに合わせて段差をつけてクッションが配置されている。
ケース全体が収納エリアになっていて非常に広い。
シールド掛けなど細かい配慮が嬉しい。
15.4ワイド(425×330)のPCケースなら収納可能。
これでエフェクターケースを別に持ち歩く必要がなくなった。
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CRESCENDO / Woodwind(イヤープラグ/耳栓)
イヤーチップは硬すぎず柔らかすぎず、カナル型のイヤーチップと同じ感触。
遮音度合いが変えられる、脱着式の樹脂チップのようなフィルターが付属する。
筒状のケースが付属するが、突っかかって取り出しにくいことが多い。
ミディアム、ラージが1セットずつ入っている。
用途に合わせて20種類近くあるなかで、Woodwindは一番遮音性が低いもの。
シャリシャリ、キンキンとした音だけうまくカットしてくれるので、スタジオでも違和感なく、いろんな音に気を使えるようになり、後の耳鳴りが減る。
スタジオに、ライブに、フェスに欠かせない耳栓。
本当はフィルターを入れて使うのが正しいんだけど、フィルター無しで使ってる。
自然な感じで高音だけ抑えれるのでこれぐらいがちょうどいい。
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ぱんなこった@池袋MANHOLE music×space vol.7~POP★de☆ROCKなMixing Nights~ 2017.7.1 のこと
ぱんなこった
@池袋MANHOLE music×space vol.7~POP★de☆ROCKなMixing Nights~ 2017.7.1
セットリスト 全曲 岸田教団&THE明星ロケッツ コピー
- 夢は時空を越えて
- アルバム:幻想事変、きしだきょうだんのベスト!
- 原曲:夢は時空を越えて「東方夢時空~Phantasmagoria of Dim.Dream」
- ケモノノダンス
- アルバム:hack/SLASH
- ネコモノガタリ
- pp
- アルバム:POPSENSE
- 竹取飛翔
- 明星ロケット
- アルバム:幻想事変、きしだきょうだんのベスト!
- 原曲:レトロスペクティブ京都「東方文花帖~Shoot the Bullet.」
ベースのflanでした。色々あって振り返るのが今頃になってしまった。
個人的にはこれがあって、本家の2daysがあって、今締まった!っていう感覚。
振り返っても、いいライブができた、それに関わるすべての方、"こと"ありがとうの感謝の言葉しか出なくて、
よくあるお涙頂戴MCみたいなことしか出てこなくて、ペンは進まなくて。それでも何か後日談を書いておくと、後で振り返りたくなったときにいいなとも思い、それでも難しくて。前後ぐちゃぐちゃで書き殴っておく。
ライブはとにかく楽しくできました。
メンバー、music×space主催の萌絵さん、対バンの皆さん、スタッフ、
ぱんなこったを目的に見に来てくださった方、たまたま観てくれた方、本当にありがとう。
それでもやっぱり、最前の信者の方々には特に感謝を。力強かった。
同じイメージを持っている”信者同士”で雰囲気を作れる楽しさ、初めてだったので感無量です。
久々?初めて?、当日の音源、映像、恥ずかしくなく、良かったなぁって振り返ってみることができる。
たまに聴いて、観てはニヤニヤしている。
みんな上手くて、経験豊か、個性をしっかり主張できる、細かいことは考えずに安心して任せられる、そんなメンバー。
私個人で言えば、ベース歴っていうとそこそこ長いんだけど、ブランク空きまくりで、キャリアの割にライブ経験も少ない。
結成の頃を思い出すと、このメンバーで敷居高くないか、贅沢すぎないか、岸田教団への思い入れが一番強いやつがこんなんで大丈夫か、思いと実力のギャップでやっていけなくなるんじゃないか、なんて思っていた気がする。
スタジオの回数を重ねるにつれて、そんな心配は薄れていった。
上手く言えないんだけど、いい意味で余計なことを気にせず考えず、純粋に楽しいことに向かっていける空気、本家のアットホームにもつながるような不思議な一体感があった。ライブでもその空気のまま望めたし、観客にもそれが伝わったようなのがとても嬉しい。
なかなかライブまで辿り着かなかったり、企画でライブ限りのバンドだったり、とにかくいろんな条件が合わなくて続かなかったり、
そんなことの繰り返しで、ようやく、なんとか、やっと、辿り着いた感じ。
メンバーを集めて、練習して、続けたいっていう空気が生まれて、自然とライブができて、今後も続けたいねって言えるバンド、しかも岸田教団のコピー。
夢を抱いてから本当にいろんなことがあって、自分でも足りないところがたくさんあって、とっても大きな回り道をした。でも辿り着けた。
この大きな回り道の間、完全には辞めなかった、少し勇気を出した、いろんなジャンルの音楽に触れて引き出しが増えた、仲間が増えた、だから辿り着けた。
これが8年越しだから振り返るとしみじみ、おセンチになってしまう。なかなか伝わらないし、伝えても面白くないけど、ついつい言いたくなってしまう、でもメンバーに言うのはちょっと恥ずかしい、そんな気持ち。
そんなこんなで、やったーっていう満足感でいっぱいです。次どうする、っていう話は出来てない、言い出せてないけど、スタジオ入るだけで、顔を合わせるだけ楽しいし、LIVE OUR LIFE LIVE TOUR TSUTAYA O-EAST 2daysの後だから自然と高まってきている。メンバーの都合次第だけど、なんかやりたいね。ここで独り言にするなよって話だけど。
あとは少しベースの話。
Fenderプレシジョンベースっていうのがもちろん理想で正解ではあるんだけど、私はメイン、サブともにジャズベース。
岸田教団を知る前からメインがジャズベースだったのと、いろんなジャンルへの対応と、持った感じ、握った感じがしっくりくるから。
コピーだからといって、本家と同じものを使えばいい、本家通りの音・雰囲気じゃないとだめっていうのは違う、と思ってる。
コピーでもコピーなりの、そのバンドの、個人の個性がしっかり出せたほうが絶対いいものになる、って信じている。
そんな理念のもと、ジャンルに合わせて、少しドライブさせたりしながら上手く溶け込んで、他のパートを引っ張っていけるようなそんなサウンドを目指してる。
上手い人はいくらでもいるし、当たり前のように本家は越えられない。ベース始めた理由も、勉強や仕事なんかの競争とは別の次元で評価を受けたいっていうところにある。
だから、このバンドに適していて、メンバーが演奏しやすい環境を作って、みたいなところを目指して色々と試行錯誤。
結果良かったのかな。いい音だったかな。内音、録音じゃ分からないからモヤモヤするけど、自分の理想とするところに近いところにあったら嬉しいな。
それと、実はここだけの話、今までに無いぐらいステージング、立ち方を気にした。少しでもかっこよく堂々と弾いてる姿になりたいなって思って、位置を少し下げて、胸張って、体格に合わせた自然な位置で弾けるように。
まだまだぎこちないけど、そこも上手くなりたいね。
まぁそんな感じ。
ぱんなこったに限らず、携わるどんなバンドでも自己満足から他己満足出来るような、そのバンドそのバンドに合わせてベースを弾いていきたい。こういう経験重ねて充実したものにしていきたい。
ってブログじゃなくて飲み会とかで言えよって話。これが親密度が高い方とのサシ飲みでしか出来ないんだよね。
合わせて読む
岸田教団&THE明星ロケッツのこと,岸田教団&THE明星ロケッツのライブのこと
http://flan.hateblo.jp/entry/2017/08/06/030648
ベースと機材と私 その8
http://flan.hateblo.jp/entry/2017/07/31/000445
岸田教団&THE明星ロケッツのこと,岸田教団&THE明星ロケッツのライブのこと
敬称略、ご容赦ください。
岸田教団&THE明星ロケッツ のこと
聴き初め、ファンになった正確な時期は思い出せない。いつだったっけ。
きっかけはBMSっていうbeatmaniaを模したPC音楽ゲームがあって、そこの製作者にビートまりおとか、sasakure.UKとかあって。
ビートまりおの東方アレンジからFlowering Night 2008の動画に辿り着き、石鹸屋から段々と岸田教団に、って感じだったかな。
椎名林檎、9mm Parabellum Bullet、凛として時雨を好んで聴いていた時期の「幻想事変」だったから、これがぴったりハマって。
石鹸屋もそうだったけど、その頃は東方アレンジの中にもバンドのオマージュ色が強くて、聴いたバンドサウンドに東方のメロディが乗る耳馴染みの良さというか、ぐっとくる感じ。
BMSからの流れからシンセ全開ももちろん好きだけれど、同人で、バンドで、東方アレンジで、っていう新鮮さがあったなぁ。
あとgoing onのアレンジも印象に残ってる。入りのギターのサウンドが最高。これも動画のリンクかなにかで飛んで聴いて、HPにダウロードしにいった記憶。ニコニコ動画が急成長してた頃。
まぁそんな感じでオマージュから岸田教団らしさっていうのに変わっていって、変わるけど変わらないそのサウンドを追い続けるようになった。
聴き始めが社会人成り立てのあたりで、それからとにかくいろんなことがあって、本当にいろんなことがあって、そんな人生のイベントが各アルバムとともに蘇って、気持ちが爆発する。この期間で通して聴き続けた、リリースし続けたバンド、アーティストは岸田教団だけだったから、人生のしおりになってる。
魅力はって言うとなんだろう。
楽曲で言うとシンプルなところ。J-POPで多用されるCメロ、大サビみたいなものが無いところがいい。Cメロ、大サビある曲も大好きなんだけど、洋楽まで一周回ってくると、ギターロックはメロとサビ、ギターソロの3点で勝負する潔さ、シンプルさが染みる。
サウンドはね、土台と上モノの美しい住み分け。ベースとドラムがボトムをしっかり支えて、ギター、ボーカルが華やかに自由に彩る。どのパートもテクニカルな楽曲は増えた気がするし、それはそれで好きだけど、ギターロックバンドの形式美、真髄、原点はやっぱりこうだよなっていうのを体現している、と思ってる。奇抜なようで、芯がしっかりしていて、往年のロックバンドの流れを組む実は限りなくシンプルなサウンド。いろいろ聴いたあと、なぜか不思議と岸田教団に戻ってくる、そんな魅力がある。
あとは歌詞とバンドの雰囲気。とにかく近い感じがする。愛とか世界とか語る前に、明日の仕事どうするか、どうやって生きていくかに向き合える歌詞。ロックバンドっていうと遥か高みから見下ろす感じ、何度も言うけどそういうのも好きだけど、そうじゃなくて同じ目線で、何かにとらわれること無く、自分たちの思いをそのまま歌詞に体現しているから、だから共感する。ほんと、なんとか切り抜けないとな、ってときに聴くと勇気もらえる、気持ちを切り替えられる。
そんなこんなで岸田教団&THE明星ロケッツが好きなんです。
岸田教団&THE明星ロケッツのライブのこと
出不精のビビリでライブにはあまり行っていない。映像化作品もあるし、それ以上を求めなくても、なんて思ってた。
それから自身のベース、バンド活動やフェスへの参加等々で段々と自分の中にあるライブへのハードルが下がっていった。
初めて行ったのがZepp Tokyoのワンマン、Hack/Slash。なぜなら指定席が取れたから。
次が筑波大学の文化祭Live in TSUKUBA 2016 ROCK'N'ROLL UNIVERSITY。これも近くで指定席だったから。
その次が、日比谷野外音楽堂のはじめてのおそと。これも指定席だったk…
運良く、指定席という安心感に背中を押してもらいつつライブに参加できた。どんだけビビリなんだよ、と自分でも思う。
映画館とか数時間前から、下手すると数日前から体調、特にお腹の調子を調整しないと2時間以上は耐えられない。
なんかね、その時間トイレに行けないって思うだけでお腹が反応しちゃうんだよね。反応してもなにも起こらないように調整する。
まぁそんなこんなでスタンディングのライブになかなか踏み出せないでいたんだけど、LIVE OUR LIFE LIVE TOUR、TSUTAYA O-EASTの2daysには両日参加の勇気を出した。
勇気出してよかった。
ライブのノリ、魅力、サウンド関連はこれまでのライブでも十分に感じていたんだけど、メンバーの全力に、全力で応える感じ、これはスタンディングじゃないと出せない雰囲気だったと。
ちょっと昔の楽曲で記憶がフラッシュバックして胸いっぱいになるし、自身のコピーバンドが上手く行ったときの記憶もフラッシュバックするし、少し近くで見えて目が通じ合う感じ、声と腕と体で応える感じ、その感じを共有できる人達がいる、それが分かる、知っている充足感、強要されないみんなで楽しむ空間、終わったあとでも合唱する一体感…
あぁなんでもっと早くに、なんて一瞬少し思ったりするけど、この2日間でそれは十分満たされた。過去は振り返らない。
最前取りたい、全通したい、そんな欲も意識も行動力も高く無いけれど、上手くタイミングがあったら行って、得るものがあって、少し返せるものがあれば満たされる。こちらが気負わなくても、迎え入れてくれる、満足できる空間があることがわかった。繋がりも増えた。これからが楽しみになった。
10周年に、おめでとうと、ありがとうと、これからもよろしくお願いします、を。
ベースと機材と私 その8
- FUJIGEN NCJB-EC/TT-AL/SBL(ベース)
- HISTORY ZJS-CFS(ベース)
- 足元関係
- TC ELECTRONIC PolyTune 3(チューナー)
- MOOER Graphic B(イコライザ)
- L.R.Baggs Stadium Electric Bass D.I.(DI、オーバードライブ、コンプレッサ)
- Custom Audio Japan AC/DC Station III(パワーサプライ)
- CUSTOM AUDIO JAPAN(シールド)
- ELIXIR NANOWEB(弦)
- Jim Dunlop Tortex Triangle 0.88(ピック)
- IGiG G315B(ケース)
- CRESCENDO / Woodwind(イヤープラグ/耳栓)
その7 2017-01-02 http://flan.hateblo.jp/entry/2017/01/02/015248
その6 2016-05-23 http://flan.hateblo.jp/entry/2016/05/23/001613
その5 2015-02-22 http://flan.hateblo.jp/entry/2015/02/22/231217
その4 2014-11-30 http://flan.hateblo.jp/entry/2014/11/30/022353
その3 2014-02-04 http://flan.hateblo.jp/entry/2014/02/04/150641
その2 2013-08-01 http://flan.hateblo.jp/entry/2013/08/01/001815
その1 2011-02-03 http://flan.hateblo.jp/entry/20110203/1296667905
FUJIGEN NCJB-EC/TT-AL/SBL(ベース)
改造前 | 改造後 | |
Body | Alder 2 Piece | ← |
---|---|---|
Neck | Timeless Timber Maple 1 Piece , Smooth Grip | ← |
Finger Board | Rosewood , CFS , 432mm Scale , 20F | ← |
Peg | GOTOH GB640 | ← |
Bridge | Fender USA Vintage Spiral | ← |
Circuit | Passive | ← |
Pickup | Seymour Duncan SJB-1 Set | ← |
3Control | 2 Vol , 1 Tone (USA Assy , Orange Drop) | Vol , Bal , Tone (USA Assy , Orange Drop) |
Strap Pin | GOTOH EP-B3 | ← |
Weight | 3.8kg | ← |
Ohter | TensionPin変更, SUSビズ, ノイズ処理 |
以前のアクティブベースが、電池を交換するたびに電池ボックス周辺で断線を繰り返していたので、パッシブベースを買うことを決めた。
以前のベースがFUJIGEN製で扱いやすかったので、意を決して池袋のフジゲンカスタムハウスへ。
ベーシックなパッシブのジャズべ、ポップなカラー、頑丈で艶消しの扱いやすいネック、軽いボディ・・・
だいぶ予算オーバーで迷って、迷って、迷った挙句、手ぶらでは帰れないと、連れて帰ることを決意。いまはあの時決めておいてよかったと思っている。
2014年リニューアル前のFUJIGEN Neo Classicシリーズのジャズベース。
フジゲンカスタムハウス特別仕様の1本限りのオリジナルコンポーネントモデル。
このオーダーメイドのような、同じものを持っているひとは他に誰もいない感が持ってて誇らしく、愛着がわく。
見た目よし、軽量で弾きやすい、そして60年代王道Fenderジャズベースサウンド。
これから共に歩んでいこうと決めた相棒。
これより高級なベースはいくらでもあるけど、持った感じ、弾いた感じはやっぱりフジゲンのクラシックなジャズベーススタイル。
スペックひとつひとつ書いていく。
ボディ
重い、硬い、小さいほうが硬くドンシャリ寄りな音で、立ち上がりが早い傾向。
それを踏まえて、60年代Fenderジャズベースが代表的な王道のこのアルダー。
アッシュに比べ、ミッド寄りで甘いトーン、立ち上がりはちょっと遅めのイメージだったけれど、思ったよりはっきりとした出音で立ち上がりも遅くは感じない。
ちゃんと鳴るアルダーは硬い音、重い音こそ難しいけれど、広い範囲で鳴ってくれるし、素直で立ち上がりも早い。
対応ジャンルは広いと思う。
ネック
FUJIGEN特製、Timeless Timber。
アメリカの五大湖の湖底に眠っていた木材を引き上げ乾燥させた、目が詰まった銘木だそう。
黒ずんだ独特の木目。普通のメープルとの違いは音では感じないけれど、チューニングのズレが小さいので反りには強そう。
そしてSmooth Grip。ネック裏を塗装後、ヤスリで荒らしてサラサラとした手触りに仕上げたネック。
引っかかりづらく、汗を書いても滑りにくい。一度これに慣れるとこのネックじゃないと弾けなくなる。
音は補正が効くけど、弾く感触だけはベース本体で決まるので重要なポイント。
指板
すぐ汚れそう、手入れが難しそうという印象から敬遠していたローズウッド。
ただ使ってみると手触りがよく、弾きやすい。そして見た目も締まって見えて良い。
こまめにクロスで拭いてあげること、乾燥時は薄くレモンオイルで保湿。
手入れ自体は難しくないが、正直少し面倒。でもそこは愛着でもって。
ペグ
GOTOH製の軽いペグ。
音から考えると弦の振動を余すことなく伝えるためにはゴツくて重いほうが良いけれど、重いと持った時ヘッド落ちて弾きづらい。
全体の音のバランスもあるけれど、ボディがアルダーで軽量なら、少しでも軽くなるペグを付けるのはいい選択。
ブリッジ
以前のベースはBADASS BASS Ⅱだったので、クラシックなブリッジはちょっと不安があった。けれど、この選択も正解。ここにごっついブリッジつけちゃうとブライトに寄り過ぎちゃって、アルダーらしい温かみのある音が消えてしまう気がする。
そう思うとFenderジャズベースってパーツからなにやらすべて完成されてる。
ピックアップ
定番中の定番。セイモアダンカン。
作り、品質がしっかりしている印象だし、古き良きFenderの音を忠実に再現している(気がする。ビンテージはCD等から聴くことはあっても、弾く機会無いし)
モデルはVintage トーンはBass:6 Mid:4 Treble:6
トーンチャートだけ見るとドンシャリだけど、ボディとの相性もあってなのか、聴いた印象はフラットかつ角が取れた甘い音。
ただ若干ローが暴れ気味。アンプによっては扱いづらいときがあるのがたまにきず。
コントロール
2 Vol , 1 Tone から Vol , Bal , Tone の構成に変更。
フロントだけ、リアだけにするとどうしてもノイズが出るので、ボリュームが1個に統一、バランスが独立したほうが色々と楽。
ストラップピン
次の2号ベースでも同じことが言えるんだけど、複雑な形状、機構を持つストラップピンより、単純に傘の径が大きいストラップピンのほうが圧倒的に信頼度が高い。これにストラップラバー付けると完璧。
HISTORY ZJS-CFS(ベース)
改造前 | 改造後 | |
Body | Light Weight Ash 2 Piece | ← |
---|---|---|
Neck | Maple 1 Piece , Smooth Grip | ← |
Finger Board | Maple , CFS , 432mm Scale , 20F | ← |
Peg | GOTOH FB-3 | GOTOH GB640 |
Bridge | GOTOH 510B-4 | ← |
Circuit | Active | Passive |
Pickup | LOUIS CJ-1/2 | ← |
4Control | Vol , Bal , BassEQ , TrebleEQ | Vol , Bal , Tone , Parallel/Series SW |
Strings | G-1 , D-2 , A-3 , E-4 | D-1 , A-2 , E-3 , B-4 |
Strap Pin | SCHALLERSECURITY LOCK | GOTOH EP-B3 |
Weight | 4.6kg | 4.2kg |
Ohter | Nut削り、TensionPin変更 |
2005年5月から、FUJIGEN NCJB-EC/TT-AL/SBLを購入する2014年3月まで、約8年と10か月、現役で使い続けたのが、このHISTORY ZJS-CFS。
見た目普通の4弦ベースだけど、改造して5弦から2弦まで張れる仕様に。(1弦は捨ててる・・・)
今回、5弦のLow-Bがどうしても必要になって、でも5弦買うのはなぁ・・・と思って、愛着あるのに出番が少なくなってしまったこのHISTORYのベースを再び活躍させるべく、5弦から2弦まで張れる様に改造してしまったものがこちら。ペンギンベース2号。
5弦対応は弦の太さに合わせてナット加工、高音弦側のテンションピンをテンションを緩める方向で変更、ブリッジ調整。
ほかに、
ヘッド落ちが気になっていたのと、精度がいまいちだったのでペグを変更。
Low-Bに不利で、配線トラブルが多かったアクティブサーキットをパッシブに変更。ノイズ処理も併せて実施。
パッシブ化に伴いコントロール関係も変更。一般的なジャズべに加えて、最近流行り?のパラレル/シリーズ(並列・直列)切り替えスイッチを搭載。スイッチを引き上げるとシリーズ化、ジャズべだけどプレべ・ハム寄りの音に変わる。
その他ストラップピンの変更、フレット磨き、SUSネジへの交換、分解掃除、ノイズ処理(内部塗装強化等)細かいところまでリペア、再セットアップしてもらいました。
変な改造でも快く、そして迅速、丁寧に実施していただいたのは
burrows(バロウズ) 水戸 http://rakinavi.com/detail/index_3.html
ありがとうございました。おすすめです。
改造前も改造後もすごく素直ですっきりとした音。
改造前のアクティブも、出音はアクティブ臭さが無くて、硬すぎず甘すぎない気持ちよく扱いやすい音。
改造後はそのままその個性を引き継いだような音。ピックアップは未交換でも、5弦が埋もれず暴れない、いい感じにまとまってる。
扱いやすさで言えば長年使っていることもあって、まだまだこっちかも。
割と5弦曲が多くて、サブのつもりがメインより活躍の場が広くて、うーんっていうところ。
足元関係
TC ELECTRONIC PolyTune 3(バッファ・チューナー) ※写真右
MOOER Graphic B(イコライザ) ※写真中央
L.R.Baggs Stadium Electric Bass D.I.(DI、オーバードライブ、コンプレッサ) ※写真中央
の順で接続。
それとCustom Audio Japan AC/DC Station III(パワーサプライ)※写真右上
究極はアン直だったり、ループスイッチャーで減衰少なくがっちり固める、アンプ持ち込みに行き着く気はしているけど、アンプの持ち込みは遠方だと面倒。足元を増やすのも、複数ベースも持ち込むのも、重い、でかいで面倒。
ということで、様々なアンプに対応しつつ、必要最小限の直列構成っていうのをコンセプトに組んでる。
前回からよりコンパクトな100円ショップのワイヤーネットに。
鉛筆でちょっと補強、固定は結束タイ、底面にクッション貼り付け。
それと全体的に踏んだり蹴ったりしても損傷、トラブルが起こりにくいように保護(過保護)
IN側に緑、OUT側にオレンジのテープで識別して接続時間を短縮。
TC ELECTRONIC PolyTune 3(チューナー)
以前から気になっていたBonafide BufferとPolyTuneが1個になったということで、即座に購入。
しばらく様子見でバッファをオフにしていたのでバッファの効果は未確認。
多分音色が変わらないから耳でわかる、感じる効果は無いだろうなとも。
チューナーもストロボモードが付いて精度も反応スピードも非常に良い。
スイッチングノイズもなく、ボタンもソフトでいい感じ。
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MOOER Graphic B(イコライザ)
コンパクトで軽量なグライコ。
アンプやDIのトーンや付属のイコライザでもある程度補正が効くけど、やっぱりそのキャラクターが強く出ちゃうから、補正目的ならベース側に置いておくべきという結論。ZOOMのマルチストンプでやろうと思っていたけど、直感的に操作しづらいし、その他の音色との共存が難しいので個別に。最低限でコンパクトで扱いやすい安価なMOOER。
アンプで低音強すぎるなとか、高音が刺さるなとか、こっちのベースは中音が強いなとか、基本的にはカット側のみで使用。
もっと早く持っておくべきだったと思うぐらい、あってよかったと感じる場面が多い。
個人的で、偏った感想だけど、
- Ampeg、TRACE ELLIOT 低音、中低音が強い。ぼやけるときは少しカット。
- Hartke、GALLIEN-KRUEGER ドンシャリ。高音が刺さるようなら少しカット。
- Markbass フラット、少し丸みがあってで好み。補正が必要なところまでいかないことが多い。
ここにベースと環境を合わせて補正。
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L.R.Baggs Stadium Electric Bass D.I.(DI、オーバードライブ、コンプレッサ)
DI+オーバードライブ+コンプレッサ。
必要な要素が一体になったことに加え、Gainメーターも有り、それぞれの調整が分かりやすく直感的に調整できる。
- attack 高音を削るか、立たせるか
- growl オーバードライブをオンにすると、ボリュームの変化少なく歪む。
- fat 中音域のブースト
- comp 自然なかかりのコンプ。一方効果は分かりづらい。リミッターの代わり。
いろいろ調整しても好みの感じに落ち着いてくれる。
特に歪み方が上品で丸く温かい。よくある原音と歪みのブレンドタイプではないところもポイント高い。(ブレンドタイプはベース音と歪みがバラバラになったような感覚で、個人的にまとめづらい)
調整しやすく丸い歪み、中音域のブースト、刺さる高音のコントロール、シンプルなコンプ。必要なものが全部好みの形にまとまっている。元々アコギのプリアンプなどをメインにしているメーカー。観点が新しいからか、よりユーザーよりのものに仕上がったのかなぁと。
基本的には歪みをONにしてgrowl、gainを10時ぐらいにブースト。曲調によっては歪みを入れたり入れなかったり。
attackは12時にクリック。アンプによって10時ぐらいに絞る。
compは12時固定。かかりが自然で潰しすぎないけど、このあたりが一番しっくり来る。
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Custom Audio Japan AC/DC Station III(パワーサプライ)
AC100Vコンセントから各エフェクターにDC9Vを供給するパワーサプライ。
コンセントから線だけが分岐して伸びているアダプタを使っていたけれど,使っていない線の絶縁とか,配線がごちゃごちゃなったりするのでパワーサプライ導入。
あとアンプから出るジーっていうノイズが格段に減ったのがうれしい。
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CUSTOM AUDIO JAPAN(シールド)
CUSTOM AUDIO JAPANで統一。原音重視、細く扱いやすい。
これまでは太いが正義と思っていたけれど、消耗品と割り切ってフラットでシンプルなシールドがいいなと変わってきた。
ちなみに3mで約215g。以前のものから100g以上軽い。
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ELIXIR NANOWEB(弦)
弦はエリクサーのライトゲージ。コーティング弦を使いだしてから弦の滑る感じ・引っかかる感じのバランスがちょうどよく、フィンガーイースが不要になった。それ以来、長持ちもあってずーっとエリクサー。
ピック弾きの弾きやすさと音の重さのバランスから3,4弦はライトゲージ。
NANOWEB LIGHT LONG SCALE #14052 LIGHT / 045、065、080、100
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Jim Dunlop Tortex Triangle 0.88(ピック)
定番のピック。使い込んでも毛羽立ちづらい、滑りづらい、手に馴染む。
これも弾きやすさと音の重さのバランスで0.88。
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IGiG G315B(ケース)
保護と収納が充実した安心感、使い勝手が良いギグケース。
横に広がらないスッキリしたデザイン。
唯一希望を言えば中央に持ち手が欲しかった。
ネックに大型クッションがあって安心感がある。
全体的にクッションが集めな点もポイント。
底面はストラップピンに合わせて段差をつけてクッションが配置されている。
ケース全体が収納エリアになっていて非常に広い。
シールド掛けなど細かい配慮が嬉しい。
15.4ワイド(425×330)のPCケースなら収納可能。
これでエフェクターケースを別に持ち歩く必要がなくなった。
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CRESCENDO / Woodwind(イヤープラグ/耳栓)
イヤーチップは硬すぎず柔らかすぎず、カナル型のイヤーチップと同じ感触。
遮音度合いが変えられる、脱着式の樹脂チップのようなフィルターが付属する。
筒状のケースが付属するが、突っかかって取り出しにくいことが多い。
ミディアム、ラージが1セットずつ入っている。
用途に合わせて20種類近くあるなかで、Woodwindは一番遮音性が低いもの。
シャリシャリ、キンキンとした音だけうまくカットしてくれるので、スタジオでも違和感なく、いろんな音に気を使えるようになり、後の耳鳴りが減る。
スタジオに、ライブに、フェスに欠かせない耳栓。
本当はフィルターを入れて使うのが正しいんだけど、フィルター無しで使ってる。
自然な感じで高音だけ抑えれるのでこれぐらいがちょうどいい。
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アマチュアライブの行き方
いわゆる有名アーティストのライブやフェスと違って行き方がちょっと分かりづらい、アマチュアライブの行き方。140文字では足らなそうなので簡単にここでメモ。
イベントの內容をチェック
SNS等でイベント內容をチェック。日時、場所、チケット代、イベント內容。
出演者に行くことを伝える
出演者等に直接、名前、枚数、見るバンドを伝える。チケットの入手に当たるようなもの。
- 取り置きといって事前予約のようなもの。
- 取り置きをするとイベントによってはチケット代が安くなる。Adv(予約の意味)が取り置き料金、Doorが取り置きなし料金
- 値段が変わらなくても行くよーって連絡してあげると出演者が助かる&モチベーションが上がる
- できれば前日までに、当日になってしまった場合はできるだけ早く連絡
- 名前はHNやあだ名等で大体OK。ただし、ライブハウスのスタッフが照会することがあるので、分かりにくいものはフリガナ等も連絡
- アーティストのライブやフェスと違って、事前にチケットの送付等は無いことが多い
- キャンセル料を取るところもあまり聞かないので、行けそうならとりあえず連絡
ライブに行く
OPEN/START、出演者の時間等を見てライブハウスに。
- OPENは会場、STARTは1バンド目演奏開始時間
- STARTも出演者の時間も前後することがあるので余裕を持っていく
- 事前に地図やライブハウスのHPをチェック
- 荷物は少なく、動きやすい服・靴で。大荷物はコインロッカーに
- 小さなライブハウスはコインロッカーが無いところも多いので駅のものなどを利用する
- 取り置きしていて行けなくなってしまったら、後になっても連絡
- 全バンド見ても1バンドでも料金は同じなので、都合がつくなら全バンド見るのがお得
- 取り置きしてなくても、行けるようになったら気にせず行こう
料金を払う
取り置きした場合、受付で◯◯(バンド名)で取り置きした◯◯です、と言って取り置きリストと照会し料金を払う。
取り置きが無い場合は、受付で◯◯(バンド名)を見に来ました、と言って料金を払う。
イベンド料金とドリンク代を一括で払って、ドリンクチケットを貰う。
- 出演バンドごとに料金の精算をすることが多いので、大体受付で見に来たバンド名を言うことが多い
- ライブハウスは飲食店として営業許可を取ることが多い。そのため、1ドリンク代を一緒に払うことが多い。
- 料金のXX円+1D(XX円)の1Dは1ドリンクの意味。
- +ドリンクのように特に金額が書いてないものあるけど、一緒に払うことが多い。
- 払わなくてもライブハウス経営上1ドリンクは頼もう。おおよそ500円が多い。
ライブを見る
ライブを見る。楽しみ方はひとそれぞれ。
貰ったドリンクチケットとドリンクを交換(普通に頼んで、チケットを渡す)
- ドリンクチケットを使って以降のドリンクは普通に頼んでその場で料金を支払う
- 飲む場所、喫煙場所は指定されているところも多いので、注意書き等を見る。
帰る
自由な時間で帰る。後で出演者に感想を言うと、出演者はうれしいはず。