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ぱんなこった@池袋MANHOLE music×space vol.7~POP★de☆ROCKなMixing Nights~ 2017.7.1 のこと

ぱんなこった
@池袋MANHOLE music×space vol.7~POP★de☆ROCKなMixing Nights~ 2017.7.1

セットリスト 全曲 岸田教団&THE明星ロケッツ コピー

  1. 夢は時空を越えて
    • アルバム:幻想事変、きしだきょうだんのベスト!
    • 原曲:夢は時空を越えて「東方夢時空Phantasmagoria of Dim.Dream」
  2. ケモノノダンス
    • アルバム:hack/SLASH
  3. ネコモノガタリ
  4. pp
    • アルバム:POPSENSE
  5. 竹取飛翔
    • アルバム:ROLLING★STAR、きしだきょうだんのベスト!
    • 原曲:竹取飛翔~Lunatic Princess「東方永夜抄~Imperishable Night.」
  6. 明星ロケット
    • アルバム:幻想事変、きしだきょうだんのベスト!
    • 原曲:レトロスペクティブ京都「東方文花帖~Shoot the Bullet.」

ベースのflanでした。色々あって振り返るのが今頃になってしまった。
個人的にはこれがあって、本家の2daysがあって、今締まった!っていう感覚。

振り返っても、いいライブができた、それに関わるすべての方、"こと"ありがとうの感謝の言葉しか出なくて、
よくあるお涙頂戴MCみたいなことしか出てこなくて、ペンは進まなくて。それでも何か後日談を書いておくと、後で振り返りたくなったときにいいなとも思い、それでも難しくて。前後ぐちゃぐちゃで書き殴っておく。

ライブはとにかく楽しくできました。
メンバー、music×space主催の萌絵さん、対バンの皆さん、スタッフ、
ぱんなこったを目的に見に来てくださった方、たまたま観てくれた方、本当にありがとう。
それでもやっぱり、最前の信者の方々には特に感謝を。力強かった。
同じイメージを持っている”信者同士”で雰囲気を作れる楽しさ、初めてだったので感無量です。
久々?初めて?、当日の音源、映像、恥ずかしくなく、良かったなぁって振り返ってみることができる。
たまに聴いて、観てはニヤニヤしている。

みんな上手くて、経験豊か、個性をしっかり主張できる、細かいことは考えずに安心して任せられる、そんなメンバー。
私個人で言えば、ベース歴っていうとそこそこ長いんだけど、ブランク空きまくりで、キャリアの割にライブ経験も少ない。
結成の頃を思い出すと、このメンバーで敷居高くないか、贅沢すぎないか、岸田教団への思い入れが一番強いやつがこんなんで大丈夫か、思いと実力のギャップでやっていけなくなるんじゃないか、なんて思っていた気がする。
スタジオの回数を重ねるにつれて、そんな心配は薄れていった。
上手く言えないんだけど、いい意味で余計なことを気にせず考えず、純粋に楽しいことに向かっていける空気、本家のアットホームにもつながるような不思議な一体感があった。ライブでもその空気のまま望めたし、観客にもそれが伝わったようなのがとても嬉しい。

なかなかライブまで辿り着かなかったり、企画でライブ限りのバンドだったり、とにかくいろんな条件が合わなくて続かなかったり、
そんなことの繰り返しで、ようやく、なんとか、やっと、辿り着いた感じ。
メンバーを集めて、練習して、続けたいっていう空気が生まれて、自然とライブができて、今後も続けたいねって言えるバンド、しかも岸田教団のコピー。
夢を抱いてから本当にいろんなことがあって、自分でも足りないところがたくさんあって、とっても大きな回り道をした。でも辿り着けた。
この大きな回り道の間、完全には辞めなかった、少し勇気を出した、いろんなジャンルの音楽に触れて引き出しが増えた、仲間が増えた、だから辿り着けた。
これが8年越しだから振り返るとしみじみ、おセンチになってしまう。なかなか伝わらないし、伝えても面白くないけど、ついつい言いたくなってしまう、でもメンバーに言うのはちょっと恥ずかしい、そんな気持ち。
そんなこんなで、やったーっていう満足感でいっぱいです。次どうする、っていう話は出来てない、言い出せてないけど、スタジオ入るだけで、顔を合わせるだけ楽しいし、LIVE OUR LIFE LIVE TOUR TSUTAYA O-EAST 2daysの後だから自然と高まってきている。メンバーの都合次第だけど、なんかやりたいね。ここで独り言にするなよって話だけど。

あとは少しベースの話。
Fenderプレシジョンベースっていうのがもちろん理想で正解ではあるんだけど、私はメイン、サブともにジャズベース。
岸田教団を知る前からメインがジャズベースだったのと、いろんなジャンルへの対応と、持った感じ、握った感じがしっくりくるから。
コピーだからといって、本家と同じものを使えばいい、本家通りの音・雰囲気じゃないとだめっていうのは違う、と思ってる。
コピーでもコピーなりの、そのバンドの、個人の個性がしっかり出せたほうが絶対いいものになる、って信じている。
そんな理念のもと、ジャンルに合わせて、少しドライブさせたりしながら上手く溶け込んで、他のパートを引っ張っていけるようなそんなサウンドを目指してる。
上手い人はいくらでもいるし、当たり前のように本家は越えられない。ベース始めた理由も、勉強や仕事なんかの競争とは別の次元で評価を受けたいっていうところにある。
だから、このバンドに適していて、メンバーが演奏しやすい環境を作って、みたいなところを目指して色々と試行錯誤。
結果良かったのかな。いい音だったかな。内音、録音じゃ分からないからモヤモヤするけど、自分の理想とするところに近いところにあったら嬉しいな。

それと、実はここだけの話、今までに無いぐらいステージング、立ち方を気にした。少しでもかっこよく堂々と弾いてる姿になりたいなって思って、位置を少し下げて、胸張って、体格に合わせた自然な位置で弾けるように。
まだまだぎこちないけど、そこも上手くなりたいね。

まぁそんな感じ。
ぱんなこったに限らず、携わるどんなバンドでも自己満足から他己満足出来るような、そのバンドそのバンドに合わせてベースを弾いていきたい。こういう経験重ねて充実したものにしていきたい。

ってブログじゃなくて飲み会とかで言えよって話。これが親密度が高い方とのサシ飲みでしか出来ないんだよね。

合わせて読む
岸田教団&THE明星ロケッツのこと,岸田教団&THE明星ロケッツのライブのこと
http://flan.hateblo.jp/entry/2017/08/06/030648
ベースと機材と私 その8
http://flan.hateblo.jp/entry/2017/07/31/000445