雑念フランシア

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SpectraComp Bass Compressor

tc electronic の SpectraComp Bass Compressor
特徴として

  • TonePrintでPCまたはスマートフォンから設定を変えることができる
  • ノブが1つだけ(TonePrintで役割を変えることができる)
  • 小さい、軽い

TonePrintなんだけど
Libraryからシグネチャー設定を選んで使うパターン、と
Editorで全パラメータを細かくいじってつくり上げるパターン、とで使う。

後者のEditorは途方も無いで、まずはLibraryで好みの設定を選んで使っていこうと思う。

でもこのLibraryも結構数が合って、しかもコメントが英語…
意訳あり、適当あり、省略ありの和訳と、実際に弾いてみたときの個人的な感想を残しておく。
 パッシブジャズベース - SpectraComp - オーディオI/F - PC-ヘッドホン の環境
 アンプ環境は後ほど
 基本12時での印象。変化が大きい場合は10時あたりに絞る。

先に個人的なランキング
①ToneBooster 丸くなる感じだけど、原音も残る。ノブも緩やかで使いやすい。
②Rockateer 丸い。ジャキジャキを潰すならこれ。これもノブが緩やかで使いやすい。
③Captain East 【Nathan East】 かなり原音重視。これもノブが(以下同文)
④Hold My Neon Mule 【MonoNeon】 原音重視。ノブがピーキーなので10時頃で固定。
⑤Straight Up The Middle 【Walter Barnes Jr.】 原音重視。これもノブがピーキー

レビューとして書くなら、小さく軽く、どんなコンプにも化けられる万能さがとても良い。
一方で選択肢が多すぎて困る、TonePrint前提のデジタル感がマイナスか。
TonePrint、いざ変えようとしたときに変えられるのかという不安だけ。
どうしても受け入れられないならアナログコンプ使うしかない。
でもこのサイズでこのスペックなら一度使うと、もうアナログにはいかないかもしれない。

BassCompader

コメント和訳

ベース信号の圧縮と伸張

個人的な感想

ノブは圧縮具合とそれに伴ってか若干音量が変わる。効きというか音量差が大きい。
ちょっと回すだけで指弾きのアタック音でクリップしてくる。使わないな。

Blacksmith

コメント和訳

X-over(High/Mid/Lowの区分)は160と1250Hz
Ratio(減衰の割合)は1:8 丸み帯びたトーンのため、高音域の減衰設定
緩やかにかかるKnee(折れ具合)を適用(High:6db, Mid:3db, Low:0.5db)
都市部の音楽や本格的なロックに対して同様に動作。

個人的な感想

ノブは圧縮具合とそれに伴ってか若干音量が変わる。効きというか音量差が大きい。
圧縮されたパコパコ感があるけど、音色は自然で悪くない。ピックなら気にならない。
指は少し圧縮感が強い。スラップは圧縮してますって感じ。

MultibandMixBooster

コメント和訳

高音域の減衰設定
原音のミックスは27%(原音:27% エフェクト:63%)
X-over(High/Mid/Lowの区分)は160と1000Hz

個人的な感想

ノブは圧縮具合とそれに伴ってか若干音量が変わる。
Blacksmithをもう少し自然に、原音寄りにした感じ。全体が持ち上がりつつ自然でとても使いやすい。

ParallelComper

コメント和訳

50%ミックス(原音とエフェクト1:1)のニューヨークスタイルの圧縮は、
Transient(余韻)と低いThresholds(かかり始めの閾値)でのアタックを保持する。
LoからHiまで緩やかなKnee(折れ具合)で増幅。
Attack(かかるまでの時間)とRelease Time(掛り終わりの時間)は若干音域ごとに異なる。

個人的な感想

ノブは圧縮具合とそれに伴ってか若干音量が変わる。
MultibandMixBoosterより少しブライトな感じ。原音の割合が多いからだろう。

Rockateer

コメント和訳

X-over(High/Mid/Lowの区分)は160Hz(Midのパラメータは160Hz以下のBassの周波数で制御する)の
2バンドのコンプレッサ。
低音側のKnee(折れ具合)は6db、高音側のKnee(折れ具合)は3db。増幅の曲線をスムーズにするため。
Envelope(時間的音量変化)Timeは2つのバンドともそれぞれ14msと70msで固定。
Ratio(減衰の割合)は1:4と1:2.5

個人的な感想

ノブは圧縮具合とそれに伴ってか若干音量が変わる。
全体的に丸みを帯びて、ブライト感が薄れる感じ。好みの音。
候補②

Rockwool

コメント和訳

X-over(High/Mid/Lowの区分)は160と2000Hzのマルチバンド。
Midのレンジを2db減衰させている。
Attack(かかるまでの時間)とRelease Time(掛り終わりの時間)はそれぞれのバンドに対して、
波形長さを合わせるため、僅かに変えている。
(高音はEnvelope(時間的音量変化)Timeを短くしている)

個人的な感想

ノブは圧縮具合に加えてトーンが変わってる。ひねるとドンシャリが目立ってくる。
圧縮感は少ない。アタック音が目立つブライトでドンシャリ、シャキッとした音。

Slapper

コメント和訳

スラップのため、Envelope(時間的音量変化)Timeを短くしている。
X-over(High/Mid/Lowの区分)は250と1250Hz。
Ratio(減衰の割合)はHigh 1:4, Mid 1:5.6, Low 1:8

個人的な感想

ノブは圧縮具合とそれに伴ってか若干音量が変わる。効きというか音量差が大きい。
12時でアタック音。音量差が大きすぎるので除外。

SpectraComp Default

コメント和訳

発送時の初期設定

個人的な感想

ノブは圧縮具合に加えてトーンが変わってる。ひねるとドンシャリが目立ってくる。
持ち上げるわけでもなく、圧縮もされず、トーンだけ変わる。使い道はなさそう。
初期設定がこれでこの商品大丈夫か心配になる。

SpectraCompander

コメント和訳

Expander(小さな音はより小さく、大きな音はより大きくする)をミックス。
 (Noiseゲートは-53db以下)
Ratio(減衰の割合)はLow 1:8
でも、他の周波数域は低め。Envelope(時間的音量変化)Timeも同じ。
緩やかなKnee(折れ具合)は圧縮後の音をなめらかに丸くする。

個人的な感想

ノブは圧縮具合とそれに伴ってか若干音量が変わる。効きというか音量差が大きい。
コンプレッサとエキスパンダーの合わせ技でCompanderってことね。
音圧稼いで均一化するっていう目的は達成しているけど、不自然な音。使い道はなさそう。

ToneBooster

コメント和訳

X-over(High/Mid/Lowの区分)は160と1600Hzのマルチバンド。
甘いトーンの味付けのため、Mid、Highのバンドは、Low側と比較して減衰させている。
MidとHightの緩やかなKnee(折れ具合)はそれぞれ、6db、3dbに設定。

個人的な感想

ノブは圧縮具合とそれに伴ってか若干音量が変わる。
Rockateerに近く、これも全体的に丸みを帯びて、ブライト感が薄れる感じ。好みの音。
Rockateerよりブライト感の残り具合が絶妙だからこっちがメインかな。
候補①

ButterKnife 【Andre Dre Bowman】

コメント和訳

Andreは自身のベースサウンドの核となる、丸みを強調したトーンを作ったと言っている。
もし弦を押し付ける?であれば、どんなバンドの状況でも目立つことができる。
求めればなめらか、同時に鋭く、そして冷たい。Highはバターナイフの様。

個人的な感想

ノブは圧縮具合に加えてトーンが変わってる。ひねるとドンシャリが目立ってくる。
SpectraComp Defaultの感想に近い。
コンプレッサの動作として欲しいものがなく、ブライトな感じも好みじゃない

9901 Funk 【Dammo Farmer】

コメント和訳

特別な音圧を与える。この音圧はトーンを前に出す。
ビームのようであり、触発されるだろう。
早いファンクのラインには完璧であり、
また、求めている素晴らしく粋なアタックをあなたの音符にもたらす。

個人的な感想

ノブは圧縮具合かブレンド。音量はほとんど変わらない。
圧縮感、パコパコ感が強い。スラップは気持ちいい。跳ねたリズムの指弾きでも面白い。

Comp Of Pik 【Eric Smith】

コメント和訳

Eric Smithの圧縮したトーンはかつてないPOPなサウンドをもたらす。
このトーンを読みこませるだけで、パンチある、バキバキとしたスラップと共に
会場を唸らす準備が完了する。

個人的な感想

ノブの設定がいまいちわからない。開けていくと落ち着いてくる。
12時での感想では結構ローが出る。圧縮感は薄くて自然。でもノブの設定がわからない。

NielsenComp 【Ida Nielsen】

コメント和訳

Ida Nelsenはポップなプレイングスタイルのグルービーなスラップで世界的に有名。
この設定はLowとHighを強調している間、高速なAttack(かかるまでの時間)に設定することで、
プレイングスタイルを正確に強調する。
ビームし、スラップを手に入れよう。

個人的な感想

ノブはトーンが変わってる。音量はほとんど変わらない。
12時以降まで回していくとノイズが目立つ。12時頃までは自然だけど、特徴もない感じ。

Chordal Compressor 【Janek Gwizdala】

コメント和訳

繊細で開かれた圧縮サウンドでコードとメロディックアルペジオを作る。

個人的な感想

ノブは圧縮具合とそれに伴ってか若干音量が変わる。
確かに音を重ねても綺麗な気がする。普段は使うことないだろうな。

SynthLeadComp 【Janek Gwizdala】

コメント和訳

とても早く、積極的な圧縮のトーンで、トーンを強く保持する。
高音のメロディックな音符を導くのに完璧であり、特にたくさんのエフェクトを使う際に優れている。

個人的な感想

ノブはトーンが変わりつつ、全体的が音量合わせて前に出てくる。
コンプレッサというより別のエフェクタを入れたような強さ。ノイズもかなり大きい。これも使い道ないな。

CompressLess 【Melvin Lee Davis】

コメント和訳

すべてにおいて美しく多くのサスティーンを加える。
2つの音符を打つ機能を加える。
コーヒーを楽しむようなリラックスに導く。

個人的な感想

ノブは圧縮具合に加えてトーンが変わってる。ひねるとドンシャリが目立ってくる。
Blacksmithに近い印象で、圧縮されたパコパコ感があるけど、音色は自然で悪くない。ピックなら気にならない。
指は少し圧縮感が強い。スラップは圧縮してますって感じ。
ただ、ノブを絞ってもノイズが目立つ。

Hold My Neon Mule 【MonoNeon】

コメント和訳

ブライトなスラップと、Mononeonの柔軟な良さをもたらす。
輝き、煌めき、高音のサスティーンを加えたいなら、これは完璧なトーン。

個人的な感想

ノブは圧縮具合とそれに伴ってか若干音量が変わる。音量差はちょっと大きめかな。
Youtubeで見た印象とは別。割りと素直で原音に近く、高音の強調も少ない。
10時ぐらいに固定すると原音を維持しながら持ち上がって気持ちいい。
ただノブがピーキーで扱いづらい。固定なら使えるかも。
候補④

Captain East 【Nathan East】

コメント和訳

素早く、活発なコンプレッサ(Attack(かかるまでの時間)はLowで0.3ms
しかしBlendは39%(原音のミックスは39%)でコアのトーンの整合性を維持し続け、
純粋なパンチあるトーンを得られる。

個人的な感想

ノブはトーンが変わってる。音量はほとんど変わらない。
原音重視で、圧縮感が少なく持ち上がる感じで使いやすい。ノブが分かりやすく扱いやすくて良い。
少しブライト感が欲しくなったらこれかな。
候補③

Born Aagain Compressor 【Nik West】

コメント和訳

パッシブベースの信号を太くする。
アクティブの感触を得たい時にぴったり。

個人的な感想

試そうと思ったがソフトのバージョン不一致か、試せず。

Smooth & Funky 【Philip Bynoe】

コメント和訳

Philip高品質で多彩な圧縮を求めていた。
積極的な演奏だろうと、上品で繊細なコードの演奏だろうと、すべての音符を際立たせる。
骨の髄まで繊細でファンキー。

個人的な感想

ノブは圧縮具合に加えてトーンが変わってる。ひねるとドンシャリが目立ってくる。
コンプレッサというより系。12時以降はノイズも目立つ。

The Weapon 【Timothy Bailey Jr.】

コメント和訳

スラップ、跳ねた音へすべての音色を最適に強める。
High、Lowは穏やかに前に出し、パワーポップを作るために積極的に動く必要がなく、
グルーブを高めてくれる。

個人的な感想

ノブは圧縮具合に加えてトーンが変わってる。ひねるとドンシャリが目立ってくる。
コンプレッサというより系。12時以降はノイズも目立つ。

Straight Up The Middle 【Walter Barnes Jr.】

コメント和訳

特定の周波数領域で過度に働くことを有効にしない。
代わりに、均等にそして丸みを帯びたサウンドで、グルーブを高めるのに最適。

個人的な感想

ノブは圧縮具合とそれに伴ってか若干音量が変わる。
原音重視で、圧縮感が少なく持ち上がる感じで使いやすい。ノブはちょっと使いづらい。
抑えめなら結構気持ちよくかかるし、ピックでも指でもスラップでも万能な感触。
候補⑤



メモ
Threshold:かかるまでの閾値、音量差を小さくするなら大きめ
Ratio:潰し量、コンプ感出すなら大きめに
Attack:開始までの時間、コンプ感出すなら早め、早すぎると特色となる音色が潰れてが無くなる
Release:終了までの遅延時間、基本は早め、終わりで揺れるなら長めに
Knee:コンプがかかる折れ具合 丸くするか鋭くするか かかり始めの輪郭

音楽用イヤープラグ レビュー

最近スタジオやライブで耳が疲れる(長時間聴いているのが辛い、その後の耳鳴りが続く)ことが気になって、音楽用のイヤープラグ(耳栓)を使い始めた。
通常の耳栓とは違い、完全に遮音せず、音質を極力変えること無く、全体のボリュームを絞る、耳へのダメージが大きい帯域を絞る等工夫されている耳栓。

音を絞ることがもったいないような気がしていたけれど、使い始めたら気になっていたことがなくなって、より音楽を楽しめるようになった。

無くしたり、買いなおしたりで3種類試してみたので比較レポート、レビュー。

CRESCENDO イヤープロテクター Music

イヤーチップは固くもなく柔らかくもなく、カナル型のイヤーチップと同じ感触。遮音性は低め。
遮音度合いが変えられる、脱着式の樹脂チップのようなフィルターが付属する。
筒状のケースが付属するが、突っかかって取り出しにくいことが多い。
ミディアム、ラージが1セットずつ入っている。

個人的にはこれが一番使い心地がいい。
イヤーチップが硬すぎず、柔らかすぎず、フィルター無しなら遮音性も高すぎないからスタジオ等で使っても違和感なく、音を楽しめる。
値段も比較的抑えめで、楽器店の扱いも多いのもいい。

EarPeace HD

HDには遮音度合いが変えられる、脱着式の樹脂のピンのようなフィルターが付属する。
イヤーチップはかなり柔らかめ。遮音性はそこそこ。
筒状のケースが付属するが、突っかかって取り出しにくいことが多い。

柔らかすぎて安定しない、割と遮音性が高くて物足りなさを感じてしまう、フィルターが無いと耳に入れづらい、イヤーチップが耳の中で反転して大きい音・痛みを伴うことがある。
通常のカナル型のイヤーチップでも硬く感じる場合は適している。また、買うなら装着しやすいHD版をお勧めする。

Etymotic Research ER20 ETYPlug

比較的高価格帯のイヤホンも作っているEtymotic Researchのイヤープラグ。
ラージサイズとスタンダードサイズがあるので注意。

イヤーチップは硬め。遮音性も高め。
首からかけられるようにコードが付属している。付属のケースはガマ口で開けやすく扱いやすい。

岸田教団で使っているというのを目にして初めて買った音楽用イヤープラグ。
硬めのイヤープラグが少し痛く感じ、遮音性が高すぎてスタジオ等では物足りなさを感じてしまった。
ただ、固めが好きで遮音性を重視するなら適していると思う。

アニソン大会@水戸SONIC 2016/5/22

今回は残念ながら所用で行けなかったのでセトリのみ。

オタサーの姫を殴る

  1. 唯一人 / 爆弾ジョニー (ピンポン)
  2. 未来は僕等の手の中 / カイジwithレッどぼんチリーず (逆境無頼カイジ
  3. Re:Re: / ASIAN KUNG-FU GENERATION僕だけがいない街
  4. 遥か彼方 / ASIAN KUNG-FU GENERATIONNARUTO-ナルト-
  5. リライト / ASIAN KUNG-FU GENERATION鋼の錬金術師

EGOiSTiC☆MONSTER

  1. träumerei / LiSA (幻影ヲ駆ケル太陽
  2. Rain Song / Girls Dead MonsterAngel Beats!
  3. Little Braver / Girls Dead MonsterAngel Beats!
  4. Rising Hope / LiSA (魔法科高校の劣等生

スヴィエート

  1. GATE~それは暁のように~ / 岸田教団&THE明星ロケッツGATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり
  2. メランコリック / Junky feat.鏡音リン
  3. キラ☆キラ / 第二文芸部 (キラ☆キラ)
  4. 面影ワープ / nano.RIPE花咲くいろは
  5. Rally Go Round / LiSA (ニセコイ

残念な俺達の金銭事情

  1. ラクルハイプレッシャー / AiRI (夏恋ハイプレッシャー)
  2. Good-bye crisis / 奥井雅美 (Hello,good-bye)
  3. Bum-out! / KOTOKO (残念な俺達の青春事情。)
  4. Answer / 片霧烈火G線上の魔王
  5. YOU / YURIASHUFFLE!

ベースと機材と私 その6

その7 2017-01-02 http://flan.hateblo.jp/entry/2017/01/02/015248

その5 2015-02-22 http://flan.hateblo.jp/entry/2015/02/22/231217
その4 2014-11-30 http://flan.hateblo.jp/entry/2014/11/30/022353
その3 2014-02-04 http://flan.hateblo.jp/entry/2014/02/04/150641
その2 2013-08-01 http://flan.hateblo.jp/entry/2013/08/01/001815
その1 2011-02-03 http://flan.hateblo.jp/entry/20110203/1296667905

FUJIGEN NCJB-EC/TT-AL/SBL(ベース)

f:id:sw7506:20141130021334j:plain:h250  f:id:sw7506:20141130021658j:plain:w250

Body Alder 2 Piece
Neck Timeless Timber Maple 1 Piece , Smooth Grip
Finger Board Rosewood , CFS , 432mm Scale , 20F
Peg GOTOH GB640
Bridge Fender USA Vintage Spiral
Circuit Passive
Pickup Seymour Duncan SJB-1 Set
3Control 2 Vol , 1 Tone (USA Assy , Orange Drop)
Weight 3.8kg

以前のアクティブベースが、電池を交換するたびに電池ボックス周辺で断線を繰り返していたので、パッシブベースを買うことを決めた。
以前のベースがFUJIGEN製で扱いやすかったので、意を決して池袋のフジゲンカスタムハウスへ。

ベーシックなパッシブのジャズべ、ポップなカラー、頑丈で艶消しの扱いやすいネック、軽いボディ・・・
だいぶ予算オーバーで迷って、迷って、迷った挙句、手ぶらでは帰れないと、連れて帰ることを決意。いまはあの時決めておいてよかったと思っている。

2014年リニューアル前のFUJIGEN Neo Classicシリーズのジャズベース。
フジゲンカスタムハウス特別仕様の1本限りのオリジナルコンポーネントモデル。
このオーダーメイドのような、同じものを持っているひとは他に誰もいない感が持ってて誇らしく、愛着がわく。

見た目よし、軽量で弾きやすい、そして60年代王道Fenderジャズベースサウンド
これから共に歩んでいこうと決めた相棒。
これより高級なベースはいくらでもあるけど、持った感じ、弾いた感じはやっぱりフジゲンのクラシックなジャズベーススタイル。

スペックひとつひとつ書いていく。

ボディ

重い、硬い、小さいほうが硬くドンシャリ寄りな音で、立ち上がりが早い傾向。
それを踏まえて、60年代Fenderジャズベースが代表的な王道のこのアルダー。
アッシュに比べ、ミッド寄りで甘いトーン、立ち上がりはちょっと遅めのイメージだったけれど、思ったよりはっきりとした出音で立ち上がりも遅くは感じない。
ちゃんと鳴るアルダーは硬い音、重い音こそ難しいけれど、広い範囲で鳴ってくれるし、素直で立ち上がりも早い。
対応ジャンルは広いと思う。

ネック

FUJIGEN特製、Timeless Timber。
黒ずんだ独特の木目。普通のメープルとの違いは音では感じないけれど、チューニングのズレが小さいので反りには強そう。
そしてSmooth Grip。ネック裏を塗装後、ヤスリで荒らしてサラサラとした手触りに仕上げたネック。
引っかかりづらく、汗を書いても滑りにくい。一度これに慣れるとこのネックじゃないと弾けなくなる。
音は補正が効くけど、弾く感触だけはベース本体で決まるので重要なポイント。

指板

すぐ汚れそう、手入れが難しそうという印象から敬遠していたローズウッド。
ただ使ってみると手触りがよく、弾きやすい。そして見た目も締まって見えて良い。
こまめにクロスで拭いてあげること、乾燥時はレモンオイルで保湿。
手入れ自体は難しくないが、正直少し面倒。でもそこは愛着でもって。

ペグ

GOTOH製の軽いペグ。
音から考えると弦の振動を余すことなく伝えるためにはゴツくて重いほうが良いけれど、重いと持った時ヘッド落ちて弾きづらい。
全体の音のバランスもあるけれど、ボディがアルダーで軽量なら、少しでも軽くなるペグを付けるのはいい選択。

ブリッジ

以前のベースはBADASS BASS Ⅱだったので、クラシックなブリッジはちょっと不安があった。けれど、この選択も正解。ここにごっついブリッジつけちゃうとブライトに寄り過ぎちゃって、アルダーらしい温かみのある音が消えてしまう気がする。
そう思うとFenderジャズベースってパーツからなにやらすべて完成されてる。

ピックアップ

定番中の定番。セイモアダンカン。
作り、品質がしっかりしている印象だし、古き良きFenderの音を忠実に再現している(気がする。ビンテージはCD等から聴くことはあっても、弾く機会無いし)
モデルはVintage トーンはBass:6 Mid:4 Treble:6
トーンチャートだけ見るとドンシャリだけど、ボディとの相性もあってなのか、聴いた印象はフラットかつ角が取れた甘い音。
ただ若干ローが暴れる。アンプによっては扱いづらいときがあるのがたまにきず。

コントロール

パッシブのジャズベースってコントロールノブだけでこんなに音作りの幅があるのかと驚いた。前後のピックアップのボリュームとトーンだけ。でもちょっといじるだけでキャラクターが変わる。今更ながらジャズベースが愛され続けた理由が分かった気がした。
いい意味で言えば感度がよく調整代が広い。別の言い方をするとすごく繊細で、選択肢が増えるから扱いが難しい。
基本はフルテン。アンプ、エフェクターの相性含めて、その場その場で微調整していこうと思う。

HISTORY ZJS-CFS(ベース)

f:id:sw7506:20150812235503j:plain:h250

  改造前 改造後
Body Light Weight Ash 2 Piece
Neck Maple 1 Piece , Smooth Grip
Finger Board Maple , CFS , 432mm Scale , 20F
Peg GOTOH FB-3 GOTOH GB640
Bridge GOTOH 510B-4
Circuit Active Passive
Pickup LOUIS CJ-1/2
4Control Vol , Bal , BassEQ , TrebleEQ Vol , Bal , Tone , Parallel/Series SW
Strings G-1 , D-2 , A-3 , E-4 D-1 , A-2 , E-3 , B-4
Weight 4.6kg 4.2kg
Ohter   Nut削り、TensionPin変更

2005年5月から、FUJIGEN NCJB-EC/TT-AL/SBLを購入する2014年3月まで、約8年と10か月、現役で使い続けたのが、このHISTORY ZJS-CFS

見た目普通の4弦ベースですが、改造して5弦から2弦まで張れる仕様になっています。(1弦は捨ててる・・・)

今回、5弦のLow-Bがどうしても必要になって、でも5弦買うのはなぁ・・・と思って、愛着あるのに出番が少なくなってしまったこのHISTORYのベースを再び活躍させるべく、5弦から2弦まで張れる様に改造してしまったものがこちら。改めてペンギンベース2号ですね。

5弦対応は弦の太さに合わせてナット加工、高音弦側のテンションピンをテンションを緩める方向で変更、ブリッジ調整。
ほかに、
ヘッド落ちが気になっていたのと、精度がいまいちだったのでペグを変更。
Low-Bに不利で、配線トラブルが多かったアクティブサーキットをパッシブに変更。ノイズ処理も併せて実施。
パッシブ化に伴いコントロール関係も変更。一般的なジャズべに加えて、最近流行り?のパラレル/シリーズ(並列・直列)切り替えスイッチを搭載。スイッチを引き上げるとシリーズ化、ジャズべだけどプレべ・ハム寄りの音に変わる。

その他フレット磨き、SUSネジへの交換、分解掃除、ノイズ処理(内部塗装強化等)細かいところまでリペア、再セットアップしてもらいました。

変な改造でも快く、そして迅速、丁寧に実施していただいたのは
 burrows(バロウズ) 水戸 http://rakinavi.com/detail/index_3.html
ありがとうございました。おすすめです。

改造前も改造後もすごく素直ですっきりとした音。
改造前のアクティブも、出音はアクティブ臭さが無くて、硬すぎず甘すぎない気持ちよく扱いやすい音。
改造後はそのままその個性を引き継いだような音。ピックアップは未交換でも、5弦が埋もれず暴れない、いい感じにまとまってる。

扱いやすさで言えば長年使っていることもあって、まだまだこっちかも。
割と5弦曲が多くて、サブのつもりがメインより活躍の場が広くて、うーんっていうところ。

足元関係

f:id:sw7506:20160523000803j:plain:h300
KORG Pitchblack(チューナー) ※写真右
MAXON CP9Pro+(コンプレッサ)
STOMPROX BLACK LABEL FOR BASS(オーバードライブ)
ZOOM MS-60B(マルチエフェクタ) ※写真左
の順で接続してる。
それとCustom Audio Japan AC/DC Station III(パワーサプライ)※写真右上

究極はアン直だったり、ループスイッチャーで減衰少なくがっちり固めるところにある気はしているけど、現実的にアンプの持ち込みは遠方だと面倒、足元もベースも増えると重い、でかいこれも面倒。
ということで、様々なアンプに対応しつつ、必要最小限の直列構成っていうのをコンセプトに組んでる。

また、今回からマジックテープからワイヤーネットに。
ワイヤーネットは100円ショップ、鉛筆でちょっと補強、固定は結束タイ、底面にクッション貼り付け。

KORG Pitchblack (チューナー)

チューニング精度から考えてシールドから取るチューナーが欲しい、ミュートのオンオフが足元で出来ると何かと便利という理由で足元にはチューナーを置きたい主義。
始めは安物を置いていたんだけど、結局KORGのPitchblackに。
手元にあるチューナー、クリップチューナーがKORGなので、見慣れたKORGに。表示モードが選べるのと、赤・緑・黄色の色使いが見やすい。この辺は好みによると思うけど。
スリムタイプが出て少し気持ちが傾いたけど、しょっちゅう踏むものだからやっぱりこのサイズかな。
 

MAXON CP9Pro+(コンプレッサ)

なぜコンプレッサを入れるか。
奏法や手元の強さ等による音量差を小さくして聴きやすくする、サスティーンを伸ばす、出力されている音を余すところ無く音として出すため。
最初のうちは音量差を小さくすることぐらいしか効果を感じていなかったけれど、段々と奏法によらない、3つ目の全体的な音に対して音量差が小さくなることへの効果を感じている。
要するに被って埋もれやすかった音が、引っ込んでいる音も全体的に前に出てくることで埋もれにくくなる、ほかの言い方をすると音にツヤがでる、ハリがでる、パンチがでる感じ。
極端なかけ方、かかり方のものは音色の意味に変わってくるのでそこまではしない。あくまで全体的な底上げ。

で。MAXON CP9Pro+について。
以前のCP101も良かったけれど、もっと積極的な効果、バッファとしての効果を期待してCP9Pro+に。
とにかくいい買い物をした。最初からこのコンプにしておけば、出会っていれば悩まなくてすんだのかも…。

まずはバッファ(ブースター)として。
コンプの紹介だけど、まずはバッファ(ブースター)として書いていく。ベースをパッシブに変えてから高インピーダンス(電圧に対して電流が弱い)による弊害、具体的にはノイズが多い、音量を稼げない、ベース本来の、プリアンプのキャラクターを出し切れていない、全体的に音量が不安定で抜けが悪い…というのに悩まされてきた。
CP9Pro+はDC-DCコンバータによる内部昇圧(9V→18V)の効果もあってか、コンプをかけてなくても、ゲインを上げなくても音が太くなる、音量が安定する。
ベース本来の、プリアンプのキャラクターが出てきて、ゲインを上げて無理に音量をかせぐ必要が無くなりノイズやクリップ音にも悩まされることが無くなった。コンプが目的なのに、これだけでも相当満足。

コンプとして。
圧縮後の音はとても素直。パコパコ、バキバキせず、輪郭が少し丸くなったような温かい音。ドンシャリ系こそ向かないかもしれないけれど、幅広いジャンルに対応できると思う。
コントロールノブは、THRESHOLD(かかり始めの基準レベル)、RATIO(圧縮の比率・具合)、GAIN(圧縮後の音量)の3つ。コンプの要素としてほかにもATTACK TIMEとRelease Timeがあるが、これは感覚的に捉えづらく設定が難しい気がする。それからするとこの3つというのが理想的なのかも知れない。
そして購入の決め手となったREDUCTIONインジケータ。圧縮具合が大きいとLEDが点灯して効果がかかっていることが視覚的に把握できる。視覚と聴覚と合わせて確認できるからTHRESHOLD、RATIOのセッティングがしやすい。

これでコンパクト、20,000円以下、国産。非の打ちどころがないぐらい。
唯一あるとすれば、580g(電池含む)と若干重めなことぐらい。

セッティングはTHRESHOLD:-25 RATIO:2 GAIN:5
取説のフィンガーベースに習い、THRESHOLDは低めにして強いピッキングの時にかかるぐらいのコンプとリミッターの間ぐらいに設定。RATIOも弱めにして自然さを重視。GAINはオンオフの音量差が無いぐらいにして、積極的に上げたりしない。
自然さを追求しつつ、リミッター的なかかりを期待したセッティング。

Maxon ギターエフェクター Compressor/Limiter CP9Pro+
MAXON
売り上げランキング: 10,656

STOMPROX BLACK LABEL FOR BASS(オーバードライブ)

オーバードライブ、プリアンプ的な位置づけ。

サウンドの核になるオーバードライブ、プリアンプはひとつ置いておきたい。
アンプヘッドを持ち運べば安定して自分の好みの音が出せると思うけれど、持ち歩くのは辛い。ライブで交換も恐縮。
となると足元で好みの音が、ある程度の形で固まるオーバードライブ、プリアンプに頼る、ということでひとつ置いている。

少し歪ませるとベースが前に出てくると同時に、少し角が取れてほかのパートとうまく溶け込む感じが出る。
こういう効果を安定的に出すために、核となるオーバードライブ、プリアンプは私にとって大事な位置づけ。

STOMPROX BLACK LABEL FOR BASS使ってみたいなぁと思ったきっかけは、XOTIC Bass BB Preampと同様、これもヒトリエジャッジメントのベーシスト、イガラシ氏が一時使っていたという情報から。

XOTIC Bass BB Preampも非常にいいオーバードライブ(プリアンプ)だったんだけれど、少し音が丸すぎて、エッジ感が欲しいときに物足りない感じがあって、動画見る感じでよさそうなので試奏なしに購入。(店舗では見たことない…)

ノブの少なくて設定しやすく効果が分かりやすい、ありがちな原音・歪みのブレンド設定が無いのがポイント高い。
ブレンド設定は個人的に苦手。なんかいじっていると原音と歪みがバラバラに聴こえてきて、求める自然さ、溶け込みと離れていく感じ。
とにかく音の感じがいい。尖り過ぎず、でもはっきり力強い歪みの音。ここは言葉で形容しにくい。

セッティングは、Volume:9時 Gain:9時 Taste:3時
Gainを上げていっても急激な変化が無く、扱いやすい自然な歪み。気持ち歪ませるぐらいに留めている。
Tasteは曲によって、ベースによって切り替え。これも急激な変化はないので、はっきりさせたいときは3時、丸くさせたいときは9時という形で使っている。

ZOOM MS-60B(マルチエフェクタ)

初めて買ったエフェクタはZOOMのマルチエフェクタB2.1u。いろいろあって別の形で帰ってきた。
マルチエフェクタがコンパクトエフェクタサイズで使えるようになるとは驚き。それに加えて、見やすい分かりやすい大画面液晶、自然な出音。

用途はいまのところ音量コントロールや音質の補正。1部だけに使わないコーラス等にも今後活用予定。
とにかくあると便利。急なあの音、この音に対する救世主。
まだまだ活用の幅はあるはずなんだけど、使いこなせていない、そういうケースがまだない。
アナログ一式で揃えたい、マルチはなんだかなぁと気持ちもありつつ、やはりあると便利で、そのこだわりのような気持ちも段々薄らいでいる。

いまのところ使っているプリセットは以下。いまは、Hartkeのモデリングとバイパスの使い分けが多い。

A AMP markba
 [AMP]Mark B
 Bass:0 Mid:0 Trebl:0
 Mid_F:200Hz Gain:50 Level:80
 Color:0 CAB:MB1x12 Mix:50

B AMP acoust
 [AMP]acoustic
 Bass:0 Mid:0 Trebl:0
 Mid_F:630Hz Gain:40 Level:85
 Bright:OFF CAB:AL1x18 Mix:50

C AMP Hartke
 [AMP]HRT3500
 Bass:0 Mid:0 Trebl:0
 Mid_F:200Hz Gain:50 Level:30
 Comp:OFF CAB:HA4x10 Mix:50

D EQ mild
 [DYN/FLTR]Ba GEQ
 50Hz:-4 120Hz:2 400Hz:4
 500Hz:4 800Hz:0 4.5kHz:-4 
 10kHz:4 Level:65

E EQ heavy
 [DYN/FLTR]Ba GEQ
 50Hz:2 120Hz:4 400Hz:-2
 500Hz:-4 800Hz:-4 4.5kHz:4 
 10kHz:5 Level:50


ZOOM 驚異のベース用マルチストンプ MS-60B
ZOOM(ズーム) (2013-03-14)
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Custom Audio Japan AC/DC Station III(パワーサプライ)

AC100Vコンセントから各エフェクターにDC9Vを供給するパワーサプライ。
コンセントから線だけが分岐して伸びているアダプタを使っていたけれど,使っていない線の絶縁とか,配線がごちゃごちゃなったりするのでパワーサプライ導入。
あとアンプから出るジーっていうノイズが格段に減ったのがうれしい。

シールド

パッチシールドは HISTORY HPS-0.15W (Pro Series WETタイプ) L-L
ベース、アンプ接続は HISTORY HPS-3W (Pro Series WETタイプ) S-S と L-S

HISTORYのシールドのPro Series WETタイプで統一。
こだわりはあまりないというか、正直あんまり音の違いが見えないので、とりあえず使い勝手と、太くて安心感のあるものをチョイス。あと金メッキはなんとなく剥がれやすそうなイメージから避けている。

細かいところだけど、金属露出部分は極力絶縁テープで覆っている。また、電源とシールドも極力離している。
余計な金属物接触によるノイズや、電源ラインからのノイズにも少し配慮。

らんでぶ〜☆ぷらす @秋葉原CLUB GOODMAN 2016.4.30

セトリとライブレポ。
レポートに関して踏み込んだ内容を書くにあたり、少々上から目線な書き方が含まれますが、何とぞご容赦ください。

メニメモ

  1. Orchestral Fantasia / 水城奈々
  2. Red fraction / MELL (ブラックラグーン)
  3. ワールドイズマイン / supercell feat.初音ミク
  4. 微笑みの爆弾 / 馬渡松子 (幽☆遊☆白書)
  5. 告白 / supercell (ギィルティクラウン)
  6. 永遠に為る華 / オリジナル
  7. 甲賀忍法帖 / 陰陽座 (バジリスク)

登場から黒と赤で統一された衣装でおっと思わせ、フタを開ければ、オリジナル含む幅広いセトリ、レベルの高い演奏、観客を引き込む堂々のボーカル。
トップバッターらしからぬ堂々としたステージで、すごいところに来てしまったなぁ、
レベル高いなぁなどと思っていたところ、MCで結成初ライブ!?だと…
それぞれがそれぞれの経験を積んできたんだなぁと思うと同時に、
その実力とともに個性がいい形でまとまっている素晴らしいステージだった。

K-Field

  1. Born to be free / 渡部恭久(ZUNTATA) (METAL BLACK)
  2. Good-bye my earth / 土屋昇平(ZUNTATA) (DARIUS BURST)
  3. BURNING STORM / 高萩英樹(ZUNTATA) (PSYCHIC FORCE)
  4. URBAN TRAIL / 高木正彦(ZUNTATA) (NIGHT STRIKER)
  5. GRID SEEKER / 古川典裕(ZUNTATA) (GRID SEEKER)
  6. FAKE / 小倉久佳(ZUNTATA) (ダライアス外伝)
  7. The world of spirit / 土屋昇平(ZUNTATA) (DARIUS BURST)
  8. DADDY MULK / 小倉久佳(ZUNTATA) (ニンジャウォリアーズ)

ウインドシンセの演奏を生で見たのは初めてで、それだけで衝撃。
タイトーサウンドチーム“ZUNTATA”のコピーだそうで、ゲームサウンド制作のほかライブや企画までやっているそう。
本人達の活動だけでなく、周辺含めて盛り上がっている。こんな世界があったとは。
タイトーゲームには詳しくないものの、無機質なのに人間味のある、
さらに生演奏によりその人間味がより身近に感じ、どこか懐かしさと熱くさせるものがあった。

あっくん教団

  1. HIGHSCHOOL OF THE DEAD / 岸田教団&THE明星ロケッツ (学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD)
  2. ハンゲツトウゲ / 岸田教団&THE明星ロケッツ
  3. 竹取飛翔 / 岸田教団&THE明星ロケッツ(原曲:竹取飛翔~Lunatic Princess 「東方永夜抄」)
  4. インディゴ / 岸田教団&THE明星ロケッツ
  5. pp / 岸田教団&THE明星ロケッツ
  6. 明星ロケット / (原曲:レトロスペクティブ京都 「東方文花帖」)
  7. 星空ロジック / 岸田教団

※お目当て&思い入れがあるのでここだけちょっと別のノリで書きます。
よかった。予想以上によかった。
原曲をよくよく知っている分、いろいろと考えながら聴いてしまうかと思ったが、結局通して夢中になっていた。
まずは選曲の良さ。知名度の高い掴みの1.、ストライク・ザ・ブラッドのC.W. ichigo作詞作曲の切なくも力強いロックバラードの2.、美しい旋律とサビの爽快感がたまらない当方アレンジ3.、ハンゲツトウゲの対に位置するようなこちらもichigo節の4.、岸田教団屈指のバラード5.、そしてライブでも定番、代表曲の6.7.
演奏面も、手数が多くてもしっかり、そしてパワフルなドラム、余計な音色や音の無いシンプル且つ抑えるところを抑えるベース、派手なようでも中音域に重みがあり芯を感じるギター、パワフルなボーカル&美しいコーラス。
個別にここがどうだったとか言うのが難しいぐらい、通して音に関しても演奏に関してもまとまりがって聴きやすく、とにかく楽しめた。こうあってほしい岸田教団コピーのイメージ通りだった。
一方、終わった後でいいなぁ、羨ましいなぁ、岸田教団やりたいなぁっていう嫉妬心も多少…

Perfect Fifth

  1. 東京ゼロハーツ / Faylan (東京ESP)
  2. BLUE BLAZE / Faylan (BLAZBLUE ALTER MEMORY
  3. 薔薇色事変 / Faylan (PCゲーム ChuShinGura 46+1 武士の鼓動)
  4. 月華の螺旋 / Faylan (桃華月憚)
  5. Distance point / Faylan (喰霊-零-)
  6. God fate / Faylan (八犬伝―東方八犬異聞―)
  7. WHITE justice / Faylan (機動戦士ガンダムAGE)
  8. Never Slash!! / Faylan (PCゲーム がくと!)

今年の1月に長期休養が発表され、活動再開が待ち遠しいFaylan(飛蘭)のコピー。
そこまで詳しくないけれど、テクニカル、複雑、展開が早い曲が多くて難しいイメージ。
それを重くしっかりとしたドラム、7弦が目を引く1音1音丁寧なベース、華やかに彩るマニュピレータ、テクニカルなフレーズでも楽しそうに弾くギター、豊かで力強いボーカルでしっかりと表現。
予想通り難しい楽曲をしっかりと、一歩踏み込んで表現している姿に感服。

からふぃなーれ!

  1. (OP.SE)Sis Puella Magica! / 梶浦由記 (魔法少女まどか☆マギカ)
  2. Numquam vincar / 梶浦由記 (魔法少女まどか☆マギカ)
  3. consolation / Kalafina
  4. ARIA / Kalafina (劇場版 空の境界 第四章 伽藍の洞)
  5. 君の銀の庭 / Kalafina (劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語)
  6. oblivious / Kalafina (空の境界)
  7. to the beginning / Kalafina (Fate/Zero)
  8. nowhere / FictionJunction YUUKA (MADLAX)

ここにきてまたお客さんが増えたような。前評判で噂になっていたからふぃなーれ!
Kalafinaをコピーしようっていうことだけで尊敬というか、期待が高まる。
3Vo、Key&Co、Key&Vc、Perc、Gt、Ba、Drの9人構成。OPから登場までの壮観なこの構成だけで圧倒。
息ぴったりの3Vo、それを出過ぎず・引っ込み過ぎずの絶妙な形で支える演奏陣。
いい意味で張りつめた緊張感があって見入ってしまった。この緊張感とMCとのギャップも魅力のひとつ。

ドンシャリ

  1. 特捜戦隊デカレンジャー / サイキックラバー (特捜戦隊デカレンジャー)
  2. GO!!! / FLOW (NARUTO-ナルト-)
  3. 季節は次々死んでいく / amazarashi (東京喰種トーキョーグール√A)
  4. the Fourth Avenue Cafe / L'Arc〜en〜Ciel (るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-)
  5. BRAVE HERAT / 鋼鉄兄弟 (爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX)
  6. STAND PROUD / 橋本仁 (ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース)
  7. (EN) Can Do / GRANRODEO (黒子のバスケ)

これだけのメンツの後のトリはどんなんだろうと思ったら、予想を軽く上回ってきた。
この界隈だと珍しいほうの男性Vo。とにかくいい声、上手い。
ざっとメンバーを見るとどういうきっかけで集まったんだろうって印象を受けたんだけど、
始まったらどうでもそんなことはどうでもよくて、全員息ぴったり、そして全員楽しそう。
MCでもテクニカルな曲でも楽しむ、楽しませようという気持ちが伝わってきて、本当に楽しいステージだった。